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UFC266 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間9月25日に行われるUFC266について語りたいと思います。

 

UFC266はいつも以上に豪華な対戦カードになっております。

 

その中でも今回注目している試合はメインイベントのフェザー級タイトルマッチとその前の前のミドル級マッチです。

 

まずはメインイベントのフェザー級タイトルマッチ、アレクサンダー・ヴォルカノフスキVSブライアン・オルテガです。

 

チャンピオン、ヴォルカノフスキの二度目の防衛戦になります。

 

この組み合わせはUFC260で一度組まれましたが、ヴォルカノフスキのコロナ陽性反応により流れており、今回再び組まれました。

 

また、この両者は現在TUFシリーズのコーチをしています。

 

ヴォルカノフスキはフェザー級の絶対王者として君臨していた、マックス・ホロウェイに二度勝利し、UFCでは無敗のファイターです。

 

レスリングをバックボーンに、打撃を混ぜながら戦うファイターで、これといった魅力はありませんが強いファイターです。

 

対するオルテガは永くフェザー級のトップにいるファイターで、何でもできるファイターです。

 

その中でも柔術が強い印象があります。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • ヴォルカノフスキの判定勝ち
  • ヴォルカノフスキの5RTKO勝ち
  • オルテガの判定勝ち
  • オルテガの4R一本勝ち
  • オルテガの3RTKO勝ち

この中でもヴォルカノフスキが判定で勝利する可能性が高いと思います。

 

ホロウェイのボクシング能力に二回も、そして5分5Rついていったヴォルカノフスキの実力はオルテガに勝ると考えます。

 

オルテガもボクシングが得意ですが、ヴォルカノフスキが押されることはないかなと思います。

 

また、ヴォルカノフスキの得意なレスリングを駆使して、オルテガをコントロールし勝利するのではないかと思います。

 

オルテガは柔術が得意であるため、寝技の展開になるとヴォルカノフスキは危険ですが、極めの対応は万全だと思います。

 

ヴォルカノフスキの打撃が序盤から当たると、試合終盤にフィニッシュすることも考えられます。

 

しかし、ヴォルカノフスキに一つ懸念点があります。

 

それはオルテガがサウスポーだということです。

 

UFCでは、ヴォルカノフスキはサウスポーを相手に戦ったことが一度しかなく、それはUFCデビュー戦の粕谷優介戦だけです。

 

また、その試合ではサウスポーが苦手なのではと思わせるような場面もありました。

 

 そのため、オルテガはヴォルカノフスキにとってかなり危険な相手かもしれません。

 

そこでオルテガが勝つ場合としては序盤から打撃をヒットさせ、3Rあたりでフィニッシュすると予想します。

 

ヴォルカノフスキは体力があり、打たれ強いですが、オルテガがTKOしてしまうことがあると思います。

 

また、前述したようにオルテガは柔術が得意であるため、中盤以降寝技の展開になった時に一本を取る可能性もあります。

 

ヴォルカノフスキはレスリングが強みですが、柔術が得意なオルテガに対して安易にテイクダウンを取りに行くことは危険です。

 

試合終盤、苦し紛れにヴォルカノフスキがテイクダウンを狙いにいったところを、ギロチンチョークで仕留めてしまう可能性はかなり高いと思います。

 

ファイトスタイル的に、オルテガの方が有利なのではと感じています。

 

両者MMA戦績で一敗しかしておらず、なかなか負ける姿ができませんが、今回は判定ではなくフィニッシュがあるのではないかと予想しています。

 

ヴォルカノフスキが勝利した場合は、フェザー級で頭一つ抜けた状態になります。

 

フェザー級において私が感じるトップファイターは、ヴォルカノフスキ、オルテガとランキング1位のホロウェイの三人です。

 

他のファイターはこの三人より、少しレベルが違うかなと思います。

 

今回の試合は今後のフェザー級のタイトル戦線において重要な試合になりそうです。

 

次はミドル級マッチ、ニック・ディアスVSロビー・ローラーです。

 

ニックが約6年振りに試合をします。

 

一年ほど前からニックが試合をするという情報がありながらも、なかなか信憑性の高い情報がなく、本当に試合をするのか分からない状況が長く続きました。

 

そのようなこともあり、下の記事でニック・ディアスが試合をするのか、という内容を語りました。

www.kimurarock.com

 

2021年は見られないと思っていたところ、この試合が決まりました。

 

この両者はUFC47で一度対戦しており、その時はニックがKO勝ちをしています。

 

前述したようにニックは長い間試合から離れていますが、ローラーは比較的コンスタントに試合をしています。

 

そのため、試合勘に関してはローラーの方が有利ですが、その他の面ではどちらが有利か全く想像がつきません。

 

ニックが約6年という期間試合をしていないということが、どれほど強さに影響してくるのか分かりません。

 

そこで今回は詳しく展開予想はしません。

 

とにかくニックが試合をするということを楽しみたいと思います。

 

ニックがトレーニングを続けていることはSNSで確認できているため、以前と変わらない強さで一本又はKOするかもしれません。

 

私だけでなく、UFCファイターもこの試合を楽しみしており、かなり注目度が高い試合になっています。

 

UFC266では前述したように豪華な対戦カードが並んでいます。

 

セミメインでは女子フライ級タイトルマッチ、ヴァレンティーナ・シェフチェンコVSローレン・マーフィーが行われます。

 

その他にもヘビー級マッチ、カーティス・ブレイズVSジャルジーニョ・ホーゼンストライクや女子フライ級マッチ、ジェシカ・アンドラージVSシンシア・カルビーロが行われます。

 

さらには、プレリムでマルロン・モラエスダン・フッカーが試合をします。

 

見逃せません。終わります。