素人が格闘技を語りたい

主にMMA、たまにプロレス、キックボクシング

マックスホロウェイ

こんにちは。

 

今回は私の推しファイターの一人を語っていきたいと思います。

 

これまではプロレスラーのカール・アンダーソンとMMAファイターのネイト・ディアスを語ってきました。下の記事です。

kimurarock.hatenadiary.jp

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 今回も上の二人と同じくらい好きなファイターです。それはMMAファイターのマックス・ホロウェイです。

 

ホロウェイはUFC元フェザー級チャンピオンで現在フェザー級ランキング1位のファイターです。アメリカのハワイ州出身の29歳です。戦績は22勝6敗で打撃を得意としているファイターです。ニックネームは「Blessed」といって祝福されているという意味で、神から格闘技の才能が与えられているみたいな感じです。

 

まだ29歳ですが、元フェザー級、ライト級チャンピオンのコナー・マクレガー、元ライト級チャンピオンのアンソニー・ペティスや元フェザー級チャンピオンのジョゼ・アルドと二度、元ライト級暫定チャンピオンのダスティン・ポイエーとも二度対戦するなど、すごい戦績です。

 

UFCでは過激な言動をするファイターが人気の傾向がありますが、ホロウェイは過激な言動はせず、エキサイティングな試合や試合以外の場面でのふるまいで人気を集めており、私もホロウェイのその部分が好きです。

 

そしてホロウェイの人柄はファンだけでなく、ファイターからも好印象を持たれています。実際にホロウェイが試合に勝利すると多くのファイターがホロウェイを祝福し、あの悪童ネイトでさえも祝福します。

 

試合前の会見では対戦相手のことを侮辱するような発言をするファイターが多い中、ホロウェイはそのようなことはせず、ユーモアを交えながら相手のことを尊重した発言をします。

 

試合後も、勝ち負けに関係なく相手に対して感謝の言葉を述べる場面が多く見られます。

 

そのようなふるまいをすると、見ている側もスッキリした気持ちになりナイスファイトだったと思えます。

 

そのようなふるまいが人気の理由の一つだと思いますが、それ以上にホロウェイのファイトに人気が集まっていると思います。

 

ホロウェイは28戦して一回もKO負けがありません。負けた試合でも打たれながらも絶対に倒れずに前に出て打ち合います。

 

打ち合いの試合ほど興奮する試合はありません。ホロウェイは一発で倒すというよりも、コンビネーションの打撃で倒すことが多いため、毎回打ち合いの試合になります。

 

実際に第45代アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプも、ホロウェイとフェザー級ランキング2位のブライアン・オルテガとの壮絶な打ち合いを絶賛していました。

 

またホロウェイはほとんどの試合を打ち合いで圧倒します。打ち負けてるホロウェイはあまり見たことがありません。そのためUFCにおけるホロウェイのボクシング技術はナンバーワンの呼び声高いです。

 

またホロウェイはテイクダウンディフェンスも強く、寝技の展開になることも少ないです。

 

 ホロウェイの試合で一番印象に残っている試合はUFC236でのライト級暫定チャンピオンのタイトルマッチ、ホロウェイVSポイエーです。

 

この試合、ホロウェイは判定で負けてしまいましたが、えげつない打ち合いの試合でした。

 

1Rから打ち、打たれの展開が続きます。

 

ホロウェイにとってこの試合は一階級上での戦いで、どちらかと言えばホロウェイは不利な試合でしたが、そんなことを感じさせない試合でした。

 

途中テイクダウンを取ったり、打ち勝つシーンが多かったポイエーに軍配が上がりましたが、私はどっちが勝ってもおかしくなかったと思います。

 

とにかくこの試合はすごかったです。試合終了後にはスタンディングオベーションが起こり、UFCの歴史の中でも記憶に残る試合でした。

 

この他にもたくさんの名勝負があり、ホロウェイもネイトと同じ名勝負製造機だと思います。

 

そんなホロウェイは日本に観光に来たことがあったり、日本のアニメが好きです。また、ホロウェイのセコンドには修斗Bellatorなどで試合をしている中川マイケルという日本人がついていて日本とも関わりの深いファイターだと思います。

 

来日した際にはルイージのコスプレをしたり、桜庭和志や元力士の小錦武蔵丸と食事をするなど、とても楽しんでいました。

 

そしてホロウェイを語る上で、欠かせない人物がいます。

 

それはホロウェイの息子のラッシュ・ホロウェイ君です。ラッシュ君はとても魅力的な子です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大前のホロウェイの試合には毎回会場に来ていました。試合前の公開練習では大勢の前でダンスを披露したり、試合後のホロウェイの会見にも同席し会場が笑いに包まれる場面があるなど、UFCファイターにも負けない人気者です。

 

ポイエーと試合をした際にはケージの外から一生懸命応援していて、試合後には涙を流している場面が印象的でした。

 

ホロウェイのSNSやYouTubeにも時々出てきますし、インスタグラムに関してはホロウェイが運営しているもののラッシュ君のアカウントがあります。

 

このように親子そろって人気者です。いつかラッシュ君もUFCに出るようなファイターになってほしいです。

 

ホロウェイは現在フェザー級ランキング1位です。最近まではチャンピオンでフェザー級には敵がいない状態でしたが、現チャンピオンのアレクサンダー・ヴォルカノフスキに二連敗しチャンピオンに帰り咲くことができていません。

 

連敗が続いていたため、少し心配でしたが先日のFightNightではランキング6位のカルヴィン・ケーターを圧倒し、元チャンピオンの意地を見せてくれました。

 

今後は再びチャンピオンを目指して戦っていくと思います。ホロウェイはまだ29歳なのでこれからも活躍し、伝説を作っていってほしいです。

 

終わります。