UFCファイターのニックネーム
こんにちは。
今回はUFCファイターのニックネームについて語りたいと思います。
UFCに限らず多くのファイターは何かしらニックネームを持っています。
日本人ファイターでは那須川天心が「神童」と言われていたり、鈴木みのるが「世界一性格の悪い男」と言われたりしています。
その中でも今回はUFCファイターに絞って語りたいと思います。
UFCファイターの多くはそれぞれニックネームを持っていて、特にトップファイターはほとんどのファイターが何かしらつけられています。
しかし、全てのファイターが持っている訳ではなく、例えば、ネイト・ディアスやスティペ・ミオシッチなどはニックネームがありません。
ファンの間で呼ばれているニックネームはあると思いますが、公式にはありません。ニックネームの公式っていうのも変ですけど笑。
ニックネームのあるファイターは試合前のコールでリングアナウンサーに紹介されます。
コールをするリングアナウンサーのブルース・バッファーがめちゃくちゃカッコいいんですよね。
そんなことは置いといて早速紹介していきます。
UFCファイター全員のニックネームを紹介すると量が多くなるので私が特に好きなニックネームを紹介していきます。
まずはUFCのスーパースター、コナー・マクレガーです。彼のニックネームは「ザ・ノトーリアス」になります。
英語で書くと「the notorious」で意味は「悪名高い」です。
これまでの、マクレガーの言動からこのニックネームは理解できると思いますが、最近のマクレガーは年齢を重ね、丸くなってきました。
先日第三子も誕生し、ノトーリアスのマクレガーは消えてしまいました。
UFC264でダスティン・ポイエーと三回目の対戦が予定されているため、そこではノトーリアスのマクレガーを期待します。
次はマクレガーと戦うポイエーです。彼のニックネームは「ザ・ダイヤモンド」です。
ポイエー自身もこのニックネームを気に入っているのか、SNSなどでダイヤモンドのマークが度々登場します。
次は同じライト級のアンソニー・ペティスです。
ペティスはもうUFCファイターではありませんが、元UFCファイターとして語らしてください。
ペティスのニックネームは「ショータイム」です。
このニックネームの由来はおそらく、派手なKOが多いファイトスタイルだからだと思います。
WECライト級タイトルマッチでベン・ヘンダーソンと対戦した際に、ケージを蹴って勢いをつけ、飛び蹴りでダウンを奪うという、今でもMMA界で語り継がれる伝説のキックがあります。
そのキックの名前もペティスのニックネームにちなんで「ショータイムキック」と言われています。
また背中にも「showtime」という言葉のタトゥーが入っています。
次は個人的にとても好きなニックネームです。ファイターはウェルター級ランキング4位のスティーブン・トンプソンでニックネームは「ワンダーボーイ」です。
このニックネームが好きな理由はなんとなくです。
ワンダーボーイという言葉の響きとトンプソンのハンサムなマスクがとても一致しているように感じます。
意味はおそらく「すごいヤツ」みたいなニュアンスだと思います。
次はトンプソンと同じウェルター級のホルヘ・マスヴィダルです。彼のニックネームは「ゲームブレッド」です。
和訳が少し難しいですが、「試合を壊しちゃうぐらい強いヤツ」って感じだと思います笑。
次は元フェザー級チャンピオンのマックス・ホロウェイです。彼のニックネームは「ブレスド」です
「blessed」というつづりで、意味は「祝福される」という意味です。
神に祝福されているような強さというニュアンスだと思います。
ちなみにホロウェイの息子ラッシュ・ホロウェイ君は「ミニブレスド」と言われています。
次は同じフェザー級のトップファイター、ジョン・チャンソンです。彼のニックネームは「ザ・コリアンゾンビ」です。
ジョンチャンソンに関してはコリアンゾンビというニックネームが浸透し過ぎて、MMAファンの多くはジョンチャンソンと呼ばずにコリアンゾンビと呼んでいます。
ニックネームの由来はおそらくゾンビのように打たれ強いということからきていると思います。
次はパウンドフォーパウンド1位の元ライトヘビー級チャンピオン、ジョン・ジョーンズです。彼のニックネームは「ボーンズ」です。
このニックネームの由来は他のファイターとは少し違います。
ホロウェイは神に祝福されているように強い、ジョンチャンソンはゾンビのように打たれ強いなど、そのファイターの強さを表現するニックネームですが、ジョーンズは兄弟に比べて痩せていたことから「骨」という意味である「bones」(ボーンズ)というニックネームになったそうです。
ジョーンズ自身、このニックネームを気に入っているのか分かりませんが、覚えやすいことは確かだと思います。
次はUFCで一番の変人トニー・ファーガソンです。彼のニックネームは「エル・ククイ」です。
これはメキシコで子供をさらう化け物の意味です。
英語ではブギーマンと言われ、子供が言うことを聞かない時に「ブギーマンが出るぞ」と脅かす際に使うらしいです。日本における妖怪のような存在なのでしょう。
確かに私も、ファーガソンが出るぞと脅されると言うことを聞くかもしれません。
ここからは引退したUFCファイターのニックネームについて語りたいと思います。
まずはUFC元ミドル級チャンピオンのアンデウソン・シウバです。彼のニックネームは「ザ・スパイダー」です。
このニックネームは見た目が由来になっていて、細長い手足から繰り出す打撃は確かにクモのようです。
次はUFC元バンダム級・フライ級チャンピオンのヘンリー・セフードです。彼のニックネームは「トリプルC」です。
セフードは北京オリンピックレスリングで金メダルを獲得し、UFCでもバンダム級・フライ級のチャンピオンにもなり、3つのチャンピオンになったことから「トリプルC」と言われています。
バンダム級チャンピオンになるまでは「ザ・メッセンジャー」というニックネームでしたが、バンダム級チャンピオンになってから、自ら「俺のニックネームはトリプルCだ」と発言し、引退するまで「トリプルC」と言われていました。
最後に現在唯一の日本人男子UFCファイター、佐藤天を紹介します。
佐藤に関してはニックネームなのか分かりませんが、他のファイターがニックネームを言われる場面でリングアナウンサーに呼ばれる言葉があります。
それは「テン」です。単純に天を音読みしただけです笑。
個人的に「テン」は覚えやすいので良いと思いますが、もう少しカッコいいニックネームをつけてほしいです。
これまでUFCで戦った日本人の中では、須藤元気の「ネオ・サムライ」が一番好きです。
今回は私が特に好きなニックネームを語ってきました。これ以外にもニックネームを持っているファイターは何人もいるのでまた機会があれば語りたいと思います。
終わります。