UFC270 試合前予想
こんにちは。
今回は日本時間1月23日に行われるUFC270について語りたいと思います。
UFC270は新年一発目のナンバーシリーズで、メインイベントでは人類最強を決める戦いが行われるなど、2022年を景気づけるようなイベントになりそうです。
今回注目しいている試合は、メインイベントのヘビー級タイトルマッチ、フランシス・ガヌーVSシリル・ガーヌです。
前述したように、この試合は最も階級が重いことから人類最強を決める戦いだと勝手に位置付けています。
正規チャンピオンのガヌーは脅威の破壊力を持つ打撃が得意なファイターで、これまで多くのファイターを一発で仕留めてきました。
打撃以外の面は少し粗い部分がありますが、それを十分カバーできるほどのパンチ力があります。
前戦ではガヌーが一度敗戦していて、何でもできるファイターのスティペ・ミオシッチに何もさせず、KOで勝利しております。
私のもめたくない人間ランキングでも堂々の1位です。
そんなガヌーに挑戦し、正規チャンピオンの座を狙っているのが、暫定チャンピオンのガーヌです。
一番の特徴は、ヘビー級とは思えない器用さです。
パンチ力はガヌーに劣りますが、それ以外の点は全てガーヌが優ります。
ガーヌの何でもできる能力はUFCの中でもトップクラスです。
MMA戦績無敗で、初のフランス人チャンピオンとなるなど今後が非常に楽しみなファイターでもあります。
そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。
- ガヌーの1RKO勝ち
- ガヌーの5RKO勝ち
- ガーヌの判定勝ち
- ガーヌの3R一本勝ち
この中でもガーヌが判定で勝利する可能性が高いと思います。
前述したように、ガーヌはとても器用なファイターで劣っている点が少なく、完璧な試合運びで相手を圧倒します。
相手が人類最強のガヌーだとしても、それを遂行すると予想します。
序盤でガヌーのパンチが当たらない距離、自分の打撃が当たる距離を全て把握し中盤以降は完全に試合をコントロールする展開になると思います。
以前両者は練習でスパーリングをしたことがあるため、ガーヌはその時点でガヌーの癖などを見つけているかもしれません。
そのため、ガーヌは序盤から危なげなく試合を有利に運んでいくことも考えられます。
反対にガヌーは軽い練習でガーヌの癖を見抜けるような器用さを兼ね備えているとは思えません笑
試合前の段階ではガーヌの方が有利な立ち場にいると考えます。
また、グラウンドにおいてもガーヌに分があります。
ガーヌはUFCで一本勝ちもいくつかあるため、ガヌーのパンチに合わせてテイクダウンを奪い、バックチョークなどで一本勝利することも考えられます。
このように総合的に見た時に、ガーヌの方が勝つイメージがわきます。
反対にガヌーが勝つ場合はやはりパンチによるKOと予想します。
ガーヌがまだ距離を掴めていない時に、プレッシャーをかけ一発で仕留めるか、最終ラウンドで後がなくなったガヌーがパンチを振り回してヒットする二つの展開が考えられます。
ガヌーは打ち合いの展開になると、パンチを振り回すため、そのような打撃はおそらくガーヌにはヒットしません。
そのため1Rの序盤か、最終ラウンドでガーヌの疲れも見えてきたときに振り回すパンチがヒットする時だと予想します。
しかし、前回のミオシッチ戦でテイクダウンを防いだ時は驚きました。
これまでガヌーのレスリング能力は力が強いだけで、あまりレベルが高いものではありませんでしたが、前回の試合を見てグラウンド能力が上達していることを感じました。
今回の試合もガーヌのテイクダウンを防いで、試合のリズムをつくり有利な試合展開にすることも考えられます。
またガヌーのパンチが一つでも入れば、どんなファイターでも一発でダウンするため、その危険性はガヌーに分があります。
ガーヌは常に笑顔でリラックスしているようですが、今回の試合では少し追い込まれるガーヌが見れるかもしれません。
今回の試合で、ガヌーが勝利すれば初の防衛成功となります。
噂によるとガヌーは大人の事情でUFCを離れる可能性があるそうです。
今回の試合後、何かしらの情報が入ると思いますが、個人的には元ライトヘビー級チャンピオンでヘビー級に転向する予定であるジョン・ジョーンズと試合をしてほしいです。
これまで何度もガヌーとジョーンズが試合をするという情報がありましたが、実現しておりません。
それどころかジョーンズが全く試合をする気配がありません。
SNSではトレーニングの様子や大きくなった体を見ているため、そろそろだと思っているのですが中々決まりません。
ガヌーがUFCを離れる前にジョーンズと試合をしてほしいです。
反対にガーヌが勝利すれば、ヘビー級において長期政権を築く予感がしております。
これまでの試合も完璧に近い試合運びで、危ないシーンはあまり見たことがありません。
MMA戦績無敗ということもあり、負けるイメージがつきません。
個人的な予想としてパウンドフォーパウンドランキングでも上位に行く気がします。
人類最強のファイターは誰になるのか楽しみです。
UFC270ではセミメインイベントでフライ級タイトルマッチ、ブランドン・モレノVSデイブソン・フィゲレードも行われます。
フライ級は選手層が薄いということもあるのか、この両者は三回連続の試合になります。
1回目はフィゲレードの体重オーバー、2回目はモレノの一本勝ちで、3回目はどのような試合結果になるのか楽しみです。
いまいち盛り上がりに欠けるフライ級ですが、修斗フライ級チャンピオンの平良達郎がUFCに参戦する可能性が出てきました。
現在の日本人UFCファイターは少ないので、参戦が実現するとおもしろくなりそうです。
フライ級は選手層も薄いため、トップ戦線に食い込むことも期待されます。
他にもUFC270ではプレリムカードで元DEEPバンダム級チャンピオンのビクター・ヘンリーも参戦します。
日本で活躍していたということもあったためぜひ勝利してほしいです。
とにかくUFC270楽しみです。終わります。