UFC FightNight ホロウェイVSロドリゲス 試合前予想
こんにちは。
今回は日本時間11月14日に行われるUFCFightNightについて語りたいと思います。
今回注目している試合はメインイベントのフェザー級マッチ、マックス・ホロウェイVSヤイール・ロドリゲスです。
フェザー級ランキング1位と3位の戦いです。
ホロウェイは元フェザー級チャンピオンで、非常に人気のあるファイターです。
UFCファイターの中でもボクシング技術が高く、前回カルヴィン・ケーターと戦った際は、ケーターのパンチをノールックで交わしながら、コメンテーター席に向かって、「俺がUFCで一番のボクサーだ!」と自らアピールしていました。
テイクダウンディフェンスも強く、最近は、簡単にテイクダウンを取られているのを見たことがありません。
現在はチャンピオンではありませんが、チャンピオンと同等の実力を持ちます。
先日のハロウィンの際は、家族そろって「鬼滅の刃」のコスプレをするという一面も見せてくれました。
対するロドリゲスも、打撃の強いファイターで、トリッキーな打撃を多用します。
テコンドーをやっていたということもあり、派手な蹴り技が魅力的です。
ホロウェイを倒して、初のタイトル挑戦に挑むために、大金星を狙います。
そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。
- ホロウェイの1RKO勝ち
- ホロウェイの4RKO勝ち
- ホロウェイの判定勝ち
- ロドリゲスの1RKO勝ち
この中でもホロウェイが4RでKO勝ちする可能性が高いと思います。
両者打撃が得意なファイターですが、やはりホロウェイの方が一枚上手だと考えます。
序盤からホロウェイがプレッシャーをかけ、距離をつかみつつ、パンチを当て、2R終盤ごろには完全にホロウェイが試合を支配すると予想します。
ロドリゲスがどれほどホロウェイの打撃についてこれるか分かりませんが、ホロウェイはフィニッシュするのではないかと思います。
最近は判定勝利が多いホロウェイですが、今回はKO見てみたいという私の希望もあり、フィニッシュすると予想します。
もし、ロドリゲスが序盤から積極的に前に出てくれば、壮絶な打ち合いからホロウェイのカウンターがヒットし1RKO勝ちする可能性もあります。
反対に、ロドリゲスがいつもより慎重な入りで、私の予想以上の打たれ強さがあれば、判定で勝利することも考えられます。
どちらにしてもホロウェイの勝つ可能性は非常に高いかなと思います。
反対にロドリゲスが勝つ場合は1RでKOするしかないと考えます。
まず、ロドリゲスが5Rホロウェイを圧倒する展開は考えられません。また、序盤から打撃を当て、徐々にホロウェイを追い込む展開も考えられません。
そうなると、1Rにトリッキーな打撃でホロウェイをKOすることしか考えられません。
1Rであれば、試合の流れがホロウェイに向いておらず、チャンスはあります。
前述したように、ロドリゲスは蹴り技が魅力的であるため、蹴り技を組み合わせた打撃のコンビネーションで有効打を当てることは考えられます。
ホロウェイはローキックを効いてしまう場面をよく見るため、今回もロドリゲスがローキックを効かしてから、パンチを当てるなど、攻撃のパターンは少なくありません。
ホロウェイは打撃のレベルが高いだけでなく、打たれ強さも兼ね備えているため、KOされることは考えられにくいですが、ロドリゲスにはそれなりに期待できると思います。
また両者は打撃のファイターということもあり、グラウンドの展開はあまり考えられません。
お互い、テイクダウンディフェンスは高いですが、テイクダウン能力はトップレベルとは言えません。
ケージ際で組の展開になることはあるかもしれませんが、グラウンドで動きのない時間が続くことはないと考えるため、今回はエキサイティングな試合が繰り広げられるかもしれません。
今回の試合でホロウェイが勝利すれば、ホロウェイのタイトル挑戦は決定的だと思います。
先日フェザー級タイトルマッチとして、アレクサンダー・ヴォルカノフスキVSブライアン・オルテガが行われ、チャンピオンのヴォルカノフスキがタイトルを防衛しました。
ホロウェイがタイトルに挑む場合、ヴォルカノフスキと三度目の戦いになりますが、十分見応えはあります。
二度目の対戦は判定に対してクエスチョンマークがついた人が多く、三度目の対戦を熱望するファンは多いように感じます。
ホロウェイ推しの私としてもぜひ見たいです。
反対に、ロドリゲスが勝利した場合、初のタイトル挑戦が見えてます。
常にフェザー級のトップに君臨しているホロウェイを倒すことがあると、今後のフェザー級はかなりおもしろくなると思います。
私の推しファイターの一人、ザビット・マゴメドシャリポフというフェザー級元トップランカーのファイターは先日SNSで指導者になることを示唆するような投稿がありました。
マゴメドシャリポフがいると、よりおもしろくなっていたと思いますが、しょうがありません。
トップランカーの固定化、新星の不在ということで、他の階級より少し盛り上がりに欠けるように感じるフェザー級ですが、今回の試合が現在のそのような状況を打破する試合になってほしいです。
終わります。