ネイトディアス
こんにちは。
今回は私が一番推しているMMAファイターについて語りたいと思います。
私が一番好きなMMAファイターはネイト・ディアスです。
ネイトはアメリカ合衆国カリフォルニア州のストックトンという地域出身の35歳です。戦績は20勝11敗で、現在UFCではライト級、ウェルター級で活躍しています。ボクシング、寝技を得意としています。また、「ネイトゾンビ」と言われるほどの打たれ強さが特徴です。ネイトの兄ニック・ディアスもUFCファイターです。
私がネイトを好きになった理由は最高にカッコいいからです。ファイトスタイルから会見での言動から、全てがカッコいいです。実際にMMA界の中で絶大な人気を誇っていて、同じように兄ニックもかなり人気です。兄弟格闘家と言えば真っ先にディアス兄弟の名前が上がります。
日本の格闘技界でいうと朝倉兄弟みたいな感じですが、ディアス兄弟はちょっとヤバすぎます。
ニックのヤバさも今度語りたいと思います。今回は弟ネイトを語ります。
ネイトを好きになったのはコナー・マクレガーとの試合がきっかけです。
2016年に行われたUFC196で当時も現在もMMAのスーパースターであるマクレガーと戦いました。
この試合は元々、コナー・マクレガーVSドス・アンジョスでしたが、アンジョスの負傷欠場により急遽組まれた試合でした。ネイトはマクレガーとの試合をずっと要求していたため実現しました。
UFC on FOX 17でネイトがマイケル・ジョンソンに勝利し、その後のインタビューで、
「コナーマクレガー!! お前は俺がやってきたことを全て奪い取った!!
俺と試合をすることが本当の戦いだ!! お前が今まで戦った相手は楽な相手だ
俺と戦え!!」
と発言し、マクレガーを挑発しました。
きれいな日本語で和訳しましたが、実際はめちゃくちゃ汚い言葉を使っていたため、その後も喋ろうとしたらインタビュアーに止められました笑。
ネイトは口を開けばピー音が入るため何を言っているのか分からないことがあります。
このようにマクレガーを挑発し続けたため、ネイトが代わりの選手に選ばれました。
当時のマクレガーはUFCフェザー級チャンピオンですごい強かったので、下馬評ではマクレガーが勝つと言われていました。
実際に試合が始まってもマクレガーが打撃でネイトを圧倒します。
ネイトの顔は血だらけになり、KOされるのは時間の問題という感じでした。
しかし、ネイトは全く倒れません。逆にマクレガーを圧倒し始めます。
そしてマクレガーが苦し紛れにタックルにいきますが、ネイトにタックルを切られ、ネイトがマウントを取ります。マクレガーはマウントからのパンチを逃げようとしますが、ネイトが得意の柔術で一本をとり、下馬評を覆すネイトの勝利になりました。
そして試合後のインタビューでは、
「当然の結果だ クソ野郎」
と言って会場は大盛り上がりでした。この試合によって私だけでなく多くの人がネイトのファンになりました。
この試合のあとにUFC202でもう一度マクレガーと戦いますが、この試合では判定で負けてしまいます。
判定に納得のいかないネイトは三回目の試合を希望していて、私もめちゃくちゃ見たいので、いつか実現してほしいです。
マクレガーとの試合をきっかけに私はネイトの虜になります。
前述したように、ネイトは汚い言葉を使ったり、舞台裏で喧嘩するなど、かなりヤバいです。そのためネイトは「ギャングスター」「世界一のワル」と言われたりしています。
しかしUFCにはもう一人「世界一のワル」がいました。それはウェルター級ランキング4位のホルヘ・マスヴィダルです。
ネイトがアンソニー・ペティスに勝利後、マスヴィダルとやりたいと発言したことから「世界一のワル」を決める戦いが行われました。
ネイト、マスヴィダルの両者が人気者ということもあり、この試合のために特別に「BMFベルト」というベルトが作られました。
「BMF」とは世界一のワルを表す英語の頭文字を取ったものです。
また、世界で最も稼ぐ俳優であり、元WWEプロレスラーでもある、”ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンや、第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプも試合を見に来るという異常な注目度がありました。
さらに会場も格闘技の聖地であるマディソン・スクエア・ガーデンでした。
もちろんマスヴィダルも人気ですが、この大会の注目はやはりネイトが作り出したものだと思っています。
その試合内容は、4Rの始まる前にネイトの右目付近のカットでドクターストップにより、マスヴィダルが勝利します。
しかし、この試合もネイトの打たれ強さが見られ最高におもしろかったです。
ドクターストップということもあり、ネイトは再戦を要求していて、いつかリマッチが見れるかもしれません。
このようにネイトは名勝負製造機です。一度もUFCのチャンピオンになったことがありませんが、ネイトが試合をすれば一気に注目度が上がります。
これもカッコいいですよね。ランカーでもないのにこんなに注目されるのはネイトしかいないと思います。
つまらない試合で勝つファイターとおもしろい試合をして負けるファイターでは、次の試合を見るなら、おもしろいファイターにお金を落とします。それこそがエンターテイメントであり格闘技だと思います。
ネイトはそれが自然にできるんだと思います。エンターテイナーという自覚はあまりないと思います。
ネイトは自分のファイトスタイルを貫いているだけで、それが自然と人を引き付けてしまうんだと思います。試合中に中指を立てて挑発したり、ビンタや相手を指さして笑うなどの、からかいもやろうとしてやっているように見えないため、見ている側もそのような行為がクールに見えます。
時々日本人ファイターが相手を挑発するようなトラッシュトークをしますが、前日から考えてた感をすごい感じます。
ネイトがもし前日から考えていたことを言っていたとしても、それが見えないということもネイトの魅力だと思います。
「世界一のワル」のベルトはマスヴィダルが持っていますが、本当の世界一のワルはネイトだと思っています。
私は死ぬまでにネイトに会うことが夢です。
ネイトは若いころ日本の格闘技団体、「世界一性格の悪い男」鈴木みのるが立ち上げたパンクラスに出場したことがあります。また彼はヴィーガンであり、寿司を食べているところをSNSなどでよく見ます。
そのため、もしかすると日本に来る可能性もあります。
またネイトは今度Rizin26に出場する五味隆典と戦った後のインタビューで「Prideをよく見ていた」や「五味のことは尊敬している」ということも言っていました。
いつの日かUFCをリリースされたらRizinにはネイトを取ってほしいです。
ネイト愛が強すぎて語りたいことがまとまらなかったのでまた語りたいと思います。
終わります。