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Rizin29 試合前予想

こんにちは。

 

今回は6月27日に行われるRizin29について語りたいと思います。

 

6月は、13日に東京ドームでRizin28が行われました。その時の対戦カードは非常に豪華で、素晴らしい大会でしたが、その大会に力を入れ過ぎて、今回のRizin29の対戦カードが薄々になっています。

 

朝倉兄弟堀口恭司那須川天心の出ない大会はどうしてもインパクトに欠けているように感じます。

 

そのため今回注目している試合は1つだけになります。

 

それはライト級マッチ、矢地祐介VS川名雄生です。

 

先日初代チャンピオンが決定したライト級の、日本人による対戦になります。

 

矢地は現在2連敗中で、Rizinに参戦した約5年前に比べるとかなり調子を落としています。

 

Rizin初参戦から5連勝で、Rizinの顔とも言えるようなファイターでしたが、ルイス・グスタボに敗戦後3連敗し、その後上迫博仁に勝利するも、その試合内容は勝ち試合と言えるような試合ではありませんでした。

 

それでも勝ちは勝ちであり、その試合をきっかけとして再び這い上がると思われましたが、現Rizinライト級チャンピオンのホベルト・サトシ・ソウザを相手に何もできずに敗戦し、昨年格下と言われていた大原樹里に敗戦し、現在に至ります。

 

本人を含めて多くの人が何度も崖っぷちだと言っていますが、今回も崖っぷちです。

 

反対に川名は現修斗ライト級チャンピオンで、Rizinには一度出場し、現DEEPライト級チャンピオンの武田光司に敗戦しています。

 

現チャンピオンであり、何でもできるファイトスタイルです。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • 矢地の判定勝ち
  • 矢地の3RTKO勝ち
  • 川名の判定勝ち
  • 川名の2RTKO勝ち

この中でも川名が判定勝ちする可能性が高いと思います。

 

両者何でもできて、経験豊富なファイターですが、全ての局面において川名に分があると思います。

 

特に打撃の面では川名が試合を有利に進める可能性が高く、序盤からいくつか良いパンチがヒットすると思います。

 

そのため、矢地が川名の打撃に対応できない展開が続けば2Rあたりでフィニッシュする可能性もあります。

 

矢地の現在の調子を考えると、そのような展開は決して可能性が低いとは言えません。

 

矢地の現在のコンディションやファイトスタイルの変化が分かりませんが、前回の試合の様子を見ていると、今回の試合もかなり苦戦するでしょう。

 

また、中盤からテイクダウンも混ぜながら戦い、川名が矢地を完封するのではないかと思います。

 

その中でも矢地が勝利する場合は、得意のレスリング力を生かし、グラウンドの攻防で川名をコントロールし、判定で勝利するか、3R終盤の川名が疲れたところにパンチをヒットさせTKO勝ちする二つのパターンが考えられます。

 

矢地がどのような作戦で試合に挑むのか分かりませんが、打撃で正面から戦っても勝ち目は無いように感じます。

 

グラウンドの展開においては矢地が試合を有利に進められると思います。

 

また矢地は一発の破壊力があるため、3Rあたりに一発で形勢を逆転させることも考えられます。

 

最近は勢いのある矢地のファイトスタイルが見られていません。3R終盤、後がなくなった状態では思い切りのいいパンチが見られるかもしれません。

 

思い切りのいい矢地のファイトスタイルを期待しています。

 

最近は慎重に戦う傾向にあります。開始早々飛び膝蹴りを繰り出すような思い切りが欲しいです。

 

ライト級は先日初代チャンピオンが決定したことから、Rizinのライト級ファイターはその座を狙っています。

 

矢地と川名がタイトルマッチに挑戦するためにはあと2戦ほどこなす必要がありそうです。

 

次期タイトル挑戦者としては、前回タイトルマッチで敗戦したトフィック・ムサエフや、川名が敗戦した武田などが考えられます。

 

チャンピオンが決まるとその階級は非常に盛り上がります。 

 

そろそろコロナウイルスによる外国人選手の受け入れも緩和されることが予想されるため、外国人選手がタイトル争いに絡んでくるかもしれません。

 

ライト級という階級になってくると外国人選手が有利になってきますが、そのような状況でも勝つ日本人が見たいです。

 

そのためにも今回試合をする矢地、川名にはぜひ頑張ってほしいです。

 

終わります。