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UFC259 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間3月7日に行われるUFC259の注目試合の展開予想を語っていきたいと思います。

 

今回注目している試合は今までに比べてとても多いです。特にメインカードの五試合は、どの試合も激アツです。

 

またメインカード以外にも激アツなカードがあります。その中から厳選して2試合の展開予想をしていきたいと思います。

 

今回特に注目している試合はメインイベントのライトヘビー級タイトルマッチ、ヤン・ブラホヴィッチVSイスラエル・アデサニヤとバンダム級タイトルマッチ、ピョートル・ヤンVSアルジャメイン・スターリングです。

 

今回詳しく展開予想はしませんが、他に注目している試合はセミメインの女子フェザー級タイトルマッチ、アマンダ・ヌネスVSミーガン・アンダーソンとライトヘビー級マッチ、チアゴ・サントスVSアレクサンダー・ラキッチです。

 

 ヌネスVSアンダーソンはおそらくヌメスが勝ちます笑。

 

世界中の女子の中でヌネスが一番強いと思います。ヌネスが負ける姿が想像できません。

 

吉田沙保里より強いです。

 

アンダーソンが弱い訳ではなく、ヌネスが強すぎです。

 

ライトヘビー級マッチのサントスVSラキッチはサントスが勝つと思います。そしてサントスはタイトルマッチに向けて大きく前進すると思います。

 

もっと詳しく語りたいですが、今回は我慢します。

 

まずはじめに語る試合は、ライトヘビー級タイトルマッチ、ブラホヴィッチVSアデサニヤです。

 

ブラホヴィッチは現ライトヘビー級チャンピオンで、アデサニヤは現ミドル級チャンピオンです。

 

アデサニヤが二階級チャンピオンを狙う試合になります。

 

ブラホヴィッチは、元ライトヘビー級チャンピオンのジョン・ジョーンズのヘビー級転向に伴い、空位となったライトヘビー級チャンピオンを決める戦いで、現在ライトヘビー級ランキング1位のドミニク・レイエスに勝利し、新チャンピオンになりました。

 

元チャンピオンのジョーンズがかなり苦戦したレイエスに2RでKO勝利しました。

 

打撃、柔術が得意で、カウンターが上手な印象があります。

 

他のチャンピオンに比べると敗戦数が多いですが、実力は他のチャンピオンと変わりないと思います。

 

対するアデサニヤはMMA戦績無敗の絶対王者です。

 

MMAファイターになる前はキックボクサーとして活躍していました。キックボクシングの技術に関しては、UFCの全ファイターの中でずば抜けていると思います。

 

少し話がずれますが、私は那須川天心にはアデサニヤのようなキャリアをおくってほしかったですし、アデサニヤのようなキャリアをおくれると思っていました。

 

那須川はキックボクシングを引退し、ボクシングに転向すると発言しています。

 

個人的にMMAではすぐに成功すると思いますが、ボクシングでは少し苦労すると思います。

 

もちろんいずれチャンピオンになる実力はあると思いますが、パンチだけのボクシングでは那須川の力は半減し、魅力も無くなると思います。

 

MMAに転向すれば、今までのキックボクシングの経験を活かすことができると思いますが、ボクシングは少し難しいのではないかと、素人の視点からは思います。

 

逆に難しいから挑戦するというモチベーションなのかもしれませんが、MMAファンとしてはUFCに参戦してほしいです。

 

本題に戻ります。

 

このようなブラホヴィッチとアデサニヤが戦う時に予想される試合展開は以下の通りです。

  • ブラホヴィッチの3RTKO勝ち
  • アデサニヤの2RTKO勝ち
  • アデサニヤの4RTKO勝ち

 

この中でもアデサニヤが2RでTKO勝ちする可能性が高いと思います。

 

まず両者の主戦場の階級が違い、ライトヘビー級とミドル級では約10㎏の体重差があります。

 

その時点でブラホヴィッチの方が一発の重さがあります。アデサニヤはもちろんライトヘビー級仕様の体を作ってくるとは思いますが、ブラホヴィッチのパンチは一発でもヒットするとかなり効くと思います。

 

またレスリングや寝技の攻防でもブラホヴィッチに分があります。

 

反対にブラホヴィッチはアデサニヤのスピードの対応に苦戦すると思います。

 

このように、お互いがこの試合の中でプラス面マイナス面を持っています。

 

ブラホヴィッチが序盤からテイクダウンを仕掛けていくと、ブラホヴィッチが勝つ可能性が高いと思います。

 

前述したようにブラホヴィッチは寝技が得意なので、元キックボクサーのアデサニヤにとっては天敵のようなタイプだと思います。

 

そのため序盤からテイクダウンを取り、グラウンドでの攻防が続き3Rあたりでパウンドからのパンチで勝利することが考えられます。

 

しかし、アデサニヤはテイクダウンディフェンスがかなり強くて、テイクダウンディフェンス率86%を誇ります。

 

そのため簡単にテイクダウンを取れるかは分からないです。

 

もしブラホヴィッチがスタンドでの戦いを選択すればアデサニヤが2Rあたりでカウンターのパンチをヒットさせ勝利すると思います。

 

ライトヘビー級とミドル級の選手だとしてもスタンドではアデサニヤに分があると思います。

 

もちろんパンチ力はブラホヴィッチの方がありますが、それ以外の部分ではアデサニヤの方が優れていると思います。

 

ブラホヴィッチが前に出てきたところを、アデサニヤによるカウンターのパンチがヒットしそうな気がします。

 

したがってブラホヴィッチはスタンドでは戦うべきではないと思います。

 

ブラホヴィッチがグラウンドでの戦いを選択した時に、アデサニヤが寝かされてもブラホヴィッチの攻めに耐えることができれば、4RあたりにアデサニヤがブラホヴィッチをKOすることも考えられます。

 

いずれにしても、この試合は判定での決着はないと思います。

 

アデサニヤが二階級チャンピオンになるのか、ブラホヴィッチがライトヘビー級チャンピオンの意地を見せるのか、とても楽しみです。

 

次に注目している試合はバンダム級タイトルマッチです。

 

この階級は現在日本で一番層が厚く、盛り上がっている階級です。その階級の世界一を決める戦いです。

 

前チャンピオンのヘンリー・セフードが引退したため行われたチャンピオン決定戦で、ヤンが元フェザー級チャンピオンのジョゼ・アルドに勝利し新チャンピオンとなり、今回が初の防衛戦になります。

 

ヤンはUFC戦績無敗で、力強い打撃が魅力的なファイターです。他のチャンピオンに比べると派手さはありませんが、堅実な強さがあります。

 

対するスターリングは柔術が得意なファイターで、前回の試合ではランキング2位のコーリー・サンドヘイゲンを1Rで絞め落としました。

 

スターリングはRizinで活躍している佐々木憂流迦井上直樹と同じジムに所属していて、佐々木のRizinでの試合の際にはセコンドについていました。

 

現在も同じジムに所属しているかは不明です。

 

このような二人の試合の展開予想は以下の通りです。

  • ヤンの4,5RTKO勝ち
  • ヤンの判定勝ち
  • スターリングの1,2RTKO勝ち
  • スターリングの1,2R一本勝ち

この中でもヤンの4,5RTKO勝ちの可能性が高いと思います。

 

4,5Rでヤンが勝利する場合としては、序盤にテイクダウンを取られながらも耐えて、後半のスターリングが疲れた頃に打撃で圧倒し、勝利することが考えられます。

 

やはり、スタンドの展開ではヤンに分があり、スターリングの変則的な打撃は通用しないと考えます。

 

そのためスターリングは寝技の展開にもっていくと勝率は上がると思います。

 

しかし、ヤンはテイクダウンディフェンスが強いため、スターリングがテイクダウンを取れない可能性があります。その場合ヤンが早めにフィニッシュすることが考えられます。

 

反対にスターリングが勝つ場合としては、1Rから何度もテイクダウンを取り早い段階でフィニッシュすることが考えられす。

 

試合が長引くにつれて、スターリングの勝つ可能性は下がっていくでしょう。

 

逆に言うと序盤はスターリングにも勝つ可能性は大いにあります。

 

例えば、ヤンはボクシングスタイルの構えであるため、今流行りのカーフキックが効くかもしれません。スターリングはカーフキックを多用しますし、ヤンは前回の試合で効かされていました。

 

そのため、今回スターリングは序盤からカーフキックを多用すると予想します。その作戦が上手くハマればスターリングはヤンを倒すことができると思います。

 

まとめると、序盤はどちらにも勝つチャンスがあるが、後半に進むにつれてヤンが有利になっていくということです。

 

 このバンダム級タイトルマッチは、どちらがどのように勝つのかという視点の他に、堀口恭司ならどのように戦うかという点を気にしながら見たいと思います。

 

おそらく堀口もこの試合は見ると思います。そして、いつかBellatorのバンダム級チャンピオンになった時には、「ヤン、やろうよ」又は「スターリング、やろうよ」と言ってくれるはずです。

 

UFC259はメインカードの前のプレリムカードにも目玉の試合があります。対戦カード見るだけで、もうお腹いっぱいです。

 

エキサイティングな試合を期待しています。

 

終わります。