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UFC FightNight オーフレイムVSヴォルコフ 感想戦

こんにちは。

 

今回は日本時間2月7日に行われたUFC FightNightについて語りたいと思います。

 

今回は三つの試合を注目していました。下の記事で予想を語っています。

kimurarock.hatenadiary.jp

 

 

まずはメインイベントのヘビー級マッチ、アリスター・オーフレイムVSアレキサンダー・ヴォルコフです。

 

 私の予想ではオーフレイムが勝つ可能性が高いと言っていましたが、予想とは違う展開になりました。

 

1Rが始まりお互い慎重に入ります。

 

ヴォルコフが打撃で攻めますが、オーフレイムがしっかりガードを固めます。

 

私はこの展開が5R続くと予想していましが、前回の試合と比べてオーフレイムの動きが鈍くなっているように感じました。

 

1Rはヴォルコフがいくつかヒットさせましたが、あまり積極的にフィニッシュは狙いません。

 

1R終了し、出血もあったため5R持たないかなと思い始めました。

 

すると2Rに再びヴォルコフのパンチがヒットすると、オーフレイムは立っていられずダウンし、レフェリーが試合を止めヴォルコフが勝利しました。

 

この試合を終えて、オーフレイムの引退がかなり近づいているなと思いました。

 

スピードや打撃、打たれ強さなど、前回の試合と比べても落ちているように見えました。

 

もちろんヴォルコフが強いということもありますが、試合前の期待とは少し違いました。

 

ヴォルコフは常にプレッシャーをかけ続け、ランキングでは格上のオーフレイムに対して何もさせず完勝しました。

 

今後はランキング上位のファイターと戦うことになると思います。2週間後にはヘビー級ランキング2位のカーティス・ブレイズVS4位のデリック・ルイスが行われ、3週間後には4位のジャルジーニョ・ホーゼンストライクVS7位のシリル・ガーヌが行われます。

 

おそらくヴォルコフは次回、これらのファイターと戦うことになると思います。

 

次はセミメインのバンダム級マッチ、コーリー・サンドヘイゲンVSフランク・エドガーです。

 

この試合は衝撃的でした。

 

私は、試合前はサンドヘイゲンが勝利する可能性が高く、勝つならKOで勝つと思っていました。

 

またサンドヘイゲンの得意な蹴り技がヒットすると予想していましたが、予想通り蹴り技での勝利になりました。

 

1Rが始まるとエドガーがプレッシャーをかけます。

 

サンドヘイゲンはそのプレッシャーをかわしつつ、ローキックを打ちます。

 

そしてこれからの展開を楽しみにしていると、サンドヘイゲンの飛び膝蹴りがヒットし、エドガーは前のめりに倒れ失神するほどのKO勝利になりました。

 

試合開始28秒での決着となりました。

 

サンドヘイゲンはよく膝蹴りを出すファイターなので、エドガーは警戒をしていたと思いますが、きれいに、顎に膝が入ってしまいました。

 

早い段階でのサンドヘイゲンの勝利は予想していましたが、これほど早い決着になるとは思っていませんでした。

 

今回の試合でサンドヘイゲンはタイトルマッチ挑戦権を得られたと思います。

 

来月のUFC259でバンダム級タイトルマッチ、ピョートル・ヤンVSアルジャメイン・スターリンが行われるため、その試合の勝者と戦うことになると思います。

 

スターリングが勝つことになると、サンドヘイゲンはスターリングと二回目の対戦になります。

 

前回の試合は1Rで負けてしまったため、次戦う時はそのリベンジを果たしてくれると思います。

 

次はフライ級マッチ、アレッシャンドリ・パントージャVSマネル・ケイプです。

 

Rizinバンダム級チャンピオンのケイプがUFCフライ級ランキング5位のパントージャにどこまで通用するかが注目するポイントでした。

 

前回の記事でケイプが興奮しすぎることを一つの懸念点として挙げていましたが、入場時のケイプはとても落ち着いているように見え安心しました。

 

試合が始まるとパントージャが強いプレッシャーをかけますが、その強いプレッシャーにケイプは落ち着いて対応します。

 

その後はお互い慎重な動きを見せます。

 

私の予想ではもう少しケイプが積極的な攻撃を仕掛けると思っていましたが、あまりそのような動きが見えません。

 

パントージャはローキック、ミドルキックを打ち分け、パンチもいくつかヒットさせます。

 

ケイプもパントージャの打撃に合わせていくつかパンチをヒットさせますが、一気に畳みかけるようなことはしません。

 

お互いに良いパンチをヒットさせますが、両者打たれ強く効いた様子は見られません。

 

3Rは少し1,2Rより積極的に打ち合いますが、フィニッシュすることはできず試合が終了します。

 

毎ラウンドの終盤にケイプがテイクダウンを奪い、ポイントを取っていましたが、スタンドの展開ではパントージャが多く打撃を当てていたため、パントージャが勝利しました。

 

もう少しケイプは打ち合った方が良かったと感じますが、パントージャの打撃は危険なので入りづらかったかなと思います。

 

しかし、パントージャはケイプのトリッキーな打撃に苦戦していたと思います。

 

今回ケイプは負けてしまいましたが、ランキング下位のファイターには勝てる力があると思うので今後もUFCで戦い続けチャンピオンを目指してほしいです。

 

反対にパントージャは今回の試合はあまりメリットがありませんでしたが、前回の試合負けていたので、悪い流れを断ち切ることができて良かったと思います。

 

フライ級チャンピオンのデイブソン・フィゲレードと互角の戦いをし、ランキング1位のブランドン・モレノには勝利しているため、タイトルマッチに近いファイターだと思います。

 

今後の試合も勝ち続けタイトルを狙ってほしいです。

 

終わります。