UFC Fight Night オーフレイムVSヴォルコフ 試合前予想
こんにちは。
今回は日本時間2月7日に行われるUFCFightNightの試合展開の予想について語りたいと思います。
注目試合について語っているのは下の記事です。
今回、注目している試合はメインイベントのヘビー級マッチ、アリスター・オーフレイムVSアレキサンダー・ヴォルコフとセミメインのバンダム級マッチ、コーリー・サンドヘイゲンVSフランク・エドガーとフライ級マッチ、アレッシャンドリ・パントージャVSマネル・ケイプです。
まずはメインイベントのヘビー級マッチです。
両者打撃が得意で、他の選手より経験を積んでいるファイターです。
オーフレイムは若い時から40歳となる現在まで世界のトップクラスにいて、ヴォルコフは元Bellatorヘビー級チャンピオンです。
それでも私はヴォルコフよりオーフレイムの方が全ての面で上手だと思います。
そのためこの試合はオーフレイムの方が勝利する可能性が高いと予想します。
オーフレイムが勝利する場合の展開としては、5分5R戦い続け要所でオーフレイムがポイントを取り勝利する場合と3,4RでKOする場合があると思います。
反対にヴォルコフが勝つなら、判定よりKOで勝利する可能性が高いと思います。またKOするなら序盤か中盤あたりだと思います。
お互い慎重で、相手の動きをしっかり見るファイターなので最初は見合う展開が続くと思います。
そしてどちらかが一気に攻撃を仕掛ける展開になると思います。そのため、静から動への転換がはっきりする試合になりそうです。
その時のオーフレイムの打撃がヒットしそうな気がします。逆にヴォルコフの打撃は、オーフレイムがしっかりガードを固めて、なかなか倒せないと思います。
もしヴォルコフの打撃がオーフレイムにヒットしても、オーフレイムは組み付くなどの対応をしてKOはされないと思います。また、40歳にして、打たれ強さは健在だと思うのでKOされる可能性は低いかなと思います。
次はセミメインのバンダム級マッチ、サンドヘイゲンVSエドガーです。
この試合、サンドヘイゲンはタイトルマッチをするために絶対に落とせません。そのため、今回はかなり気合を入れて試合に臨むと思います。
この試合の展開は、サンドヘイゲンが1,2RでKO又は判定勝ちか、エドガーの2RKO勝ちと予想します。
その中でもサンドヘイゲンが早い段階で勝利する可能性が高いと思います。
サンドヘイゲンはバンダム級の中でも特にスピード感のある戦いをします。おそらく序盤は、エドガーがそのスピードの対応に苦しむと思います。
序盤からサンドヘイゲンがプレッシャーをかけ、エドガーに何もさせずKO勝利するか、フィニッシュはできずとも常にエドガーをコントロールする展開が続き判定で勝利すると思います。
しかし、エドガーは元ライト級チャンピオンで、サンドヘイゲンより経験や技術はあると思います。
特にボクシング技術が高く、パンチのコンビ-ネーションが脅威です。そのため打ち合いはサンドヘイゲンにとって危険だと思います。
サンドヘイゲンは蹴り技が得意で、ロー、ミドル、ハイを打ち分け、膝蹴りやバックスピンキックもよく打ちます。
したがって、サンドヘイゲンの蹴り技がいくつかヒットすると予想します。
エドガーは前回の試合でカーフキックを効かされていたので今回も狙われそうです。
オーフレイム同様エドガーもベテランのファイターなので衰えが心配ですが、サンドヘイゲンが有利とされている下馬評を覆す試合をしてほしいです。
最後はフライ級マッチ、パントージャVSケイプです。
元Rizinバンダム級チャンピオンのケイプのUFCデビュー戦になります。
正直UFCのフライ級の選手層はそこまで厚くないと思うので、ケイプにはかなり期待していますが、パントージャは強いです。
予想される展開としては、パントージャが勝つなら1,2Rでサブミッションによる勝利又は判定勝ちで、ケイプが勝つなら1,2RKO勝ちだと思います。
パントージャは何でもできるファイターで、KOでも一本でも勝利することができます。
寝技に関してはパントージャに分があると思いますが、打撃ではあまい差がないと思います。
また両者、尋常じゃない打たれ強さを持っています。
パントージャは打ち合い上等のファイスタイルなので毎試合打撃がヒットする場面がありますが、あまり効いている様子は見られません。
またケイプも堀口恭司や朝倉海の打撃を喰らっても、ダウンはしませんでした。
そのため判定までもつれる可能性もあると思いますが、どちらかが打撃か寝技でフィニッシュすると予想します。
両者の打撃はあまり差がないと言いましたが、ケイプの方がパンチの破壊力はありそうな気がするので序盤の打ち合いの中ケイプのパンチがヒットし、パウンドで勝利することが考えられます。
ケイプの打撃がUFCでも通用すれば、Rizin軽量級のファイターの価値は上がると思います。特に堀口や朝倉をUFCで見たいという声も出てくると思います。
反対にケイプの打撃が全く通用せず、パントージャが効いた様子が見られなければUFCの壁の高さを再確認することになるでしょう。
ケイプの方が勝つ可能性が高いと予想しますが、1つだけ懸念点があります。
それは、UFC初戦ということでケイプが舞い上がり平常心で戦えないことです。
MMAファイターにとってUFCは最大で最高の舞台です。UFCに出るために日々努力しています。その夢の舞台で初めて戦うファイターはかなり興奮状態にあると思います。
その中で、いつも通り平常心で戦えるファイターと、少し興奮しすぎて普段とは違う動きをしてしまうファイターがいます。
実際に元Rizinライトヘビー級チャンピオンでUFCライトヘビー級ランキング5位のイリー・プロハースカもUFC初戦はいつもと違う動きを見せ危ない場面がありました。
先日のUFC257でUFCデビューした、元Bellatorライト級チャンピオンのマイケル・チャンドラーでさえも試合開始直前までニヤニヤしていました。
チャンドラーの場合、その興奮のおかげでいつも以上のプレッシャーをかけ、対戦相手に何もさせず勝利し、その興奮がいい方向にいったと思います。
ケイプはとても感情的なファイターなので、いつもとは違うことをしそうで心配です。
パントージャがグラウンドで勝負をしてくると危ないですが、いつも通り打ち合ってくれればケイプが勝つと思います。
日本で戦っていたということもあり、ケイプには期待をしています。
Rizinの価値を上げるためにもケイプには勝ってほしいです。
終わります。