UFCFightNight キャノニアVSガステラム 感想戦
こんにちは。
今回は日本時間8月22日に行われたUFCFightNightについて語りたいと思います。
今回注目していた試合はメインイベントのミドル級マッチ、ジャレッド・キャノニアVSケルヴィン・ガステラムです。
試合前の予想などは下の記事で語っています。
ミドル級ランキング3位と9位の戦いで、お互い前戦でランキング1位のロバート・ウィテカーに敗戦し、タイトル挑戦を逃し、今回が復帰戦の試合でした。
お互い打撃が得意で、フィニッシュするなら両者、早い段階だろうと思っていました。
しかし、ガステラムが判定で勝利する可能性が一番高いと予想していました。
1Rが始まるとガステラムが素早いステップでプレッシャーをかけていきます。
キャノニアはガステラムの打撃に少し苦戦しているような様子を見せますが、クリーンヒットはされずに、自分の打撃をヒットさせていきます。
キャノニアはいくつかハイキックを打ちますが、ガステラムはしっかりガードします。
これまでの試合でもキャノニアはハイキックの有効打を当ててきたので、今回もガステラムは注意しなければなりません。
ガステラムがテイクダウンを狙ったところで1Rは終了します。
2Rになってもキャノニアは突破口を見つけられずにいるようです。
そしてガステラムが左ストレートをヒットさせます。ダウンはしませんでしたが、これまでで一番の有効打でした。
その後もいくつかガステラムが打撃をヒットさせますが、キャノニアはしっかりガードします。
また、ガステラムがテイクダウンを仕掛けようとしますが、キャノニアはそれを防ぎます。
3Rになるとキャノニアが少し積極的になります。
そして、キャノニアによるカウンターの右フックがヒットし、ガステラムはダウンします。
ガステラムはすぐに立ち上がり、その後の攻撃に対応します。
このダウンによって接戦だった試合が少しづつキャノニアに傾き始めます。
ガステラムの打撃が当たらず、キャノニアの打撃が当たり始めます。
キャノニアはその後も、ダウンを奪った右フックを常に狙っているようでした。
その後ガステラムがキャノニアに組み付きますが、テイクダウンは取れずに離れます。
いくつかガステラムがテイクダウンを狙いますが、キャノニアのテイクダウンディフェンスが予想以上に良かったです。
またガステラムは少し疲れが見え始めます。
その後はお互い有効打を当てることなく3Rは終了します。
4Rもキャノニアが前に出ます。
パンチのコンビネーションでガステラムをケージ際に追い込み、ガステラムが組み付きますが、すぐに離れます。
その後ガステラムが少し前に出たところで、キャノニアが右アッパーをヒットさせ、ガステラムは再びダウンします。
そしてガステラムは再びすぐに立ち上がります。
5Rは後がなくなったガステラムが少し積極的になります。
ガステラムが左ストレートをヒットさせたあと、組み付き、初めてテイクダウンを奪います。
キャノニアはすぐに立ち上がり、ケージレスリングの展開になります。
その後はお互い有効な打撃を当てることなく、試合が終了します。
序盤は苦戦しながらも、中盤にダウンを奪い、ガステラムより多く有効打を当てたキャノニアが判定で勝利しました。
予想では、キャノニアの方が打撃が強いと語っていましたが、やはり強かったです。序盤、ガステラムに苦戦していた点は意外でしたが、その後は流石でした。
ミドル級ランキング3位ですが、次タイトルマッチとはいかないと思います。
おそらくキャノニアの次戦は10月に行われるパウロ・コスタVSマーヴィン・ヴェットーリの勝者との試合だと思います。
その試合にキャノニアが勝利すればタイトル挑戦権を得るでしょう。
反対に、負けたガステラムはまた連敗してしまうことになりました。
しかし、キャノニアに打撃でそこまで押されていなかった点は予想外で、以前調子の悪かった時に比べると良かったと思います。
もう少し、しつこくテイクダウンを狙ってもよかったかなと思います。
また、打たれ強さも健在だったため、今後連敗を止め、タイトル戦線に食い込んできてほしいです。
終わります。