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UFC FightNight ウィテカーVSガステラム 感想戦

こんにちは。

 

今回は日本時間4月18日に行われたUFCFightNightについて語りたいと思います。

 

今回注目していた試合はメインイベントのミドル級マッチ、ロバート・ウィテカーVSケルヴィン・ガステラムです。

 

試合前の予想は下の記事で語っています。

www.kimurarock.com

 

UFC元ミドル級チャンピオンで現在ランキング1位のウィテカーと、ランキング8位のガステラムの試合になります。

 

両者打撃が得意なファイターで、経験を積んでいるファイターですが、総合力でウィテカーに分があり、ウィテカーが判定で勝利すると予想していました。

 

試合は序盤からガステラムがプレッシャーをかける展開が続きます。

 

ガステラムはレスリングが上手なので、序盤から組み付いていくと思いましたが、ローキックなどで様子を見ます。

 

ウィテカーも同様にローキックやジャブを見せます。

 

その後お互いにパンチを打ち合います。かなりヒヤヒヤしましたが、お互いにクリーンヒットはしません。

 

そして一度打ち合いの緊張感が解けたあと、ウィテカーがパンチの打ち終わりにハイキックをヒットさせます。

 

ガステラムは少し効いた様子が見られますが、すぐに回復します。

 

そのため、ウィテカーも無理に攻めません。

 

その後ウィテカーが組み付き、テイクダウンを取り、ウィテカーがガステラムをグラウンドでコントロールする展開が続きます。

 

2Rに入るとウィテカーの打撃が多く当たり始めます。

 

そして中盤に再びウィテカーがテイクダウンを取りますが、ガステラムはすぐに立ち上がります。

 

その後もガステラムの打撃は当たらず、ウィテカーの打撃が多く当たります。

 

ウィテカーが何度も良いパンチをヒットさせますが、ガステラムは打たれ強く、効いた様子が見られません。

 

3Rは、2Rまで押されていたガステラムが少し息を吹き返します。

 

スタンドの打ち合いになり、ガステラムが仕留めにいきますがウィテカーがなんとかかわします。

 

ガステラムに流れがいきかけますが、3R終盤からウィテカーが試合を完全に支配し始めました。

 

4Rもウィテカーがガステラムを圧倒し、最終ラウンドは後がなくなったガステラムが積極的に前に出ます。

 

ウィテカーはなんとかそのプレッシャーに耐えます。

 

その後ウィテカーがテイクダウンをとり、寝技の展開になります。

 

今までのラウンドを全て取っているため、無理に打撃で攻めず、グラウンドでガステラムをコントロールします。

 

そして試合は終了し、ウィテカーが判定で勝利しました。

 

ウィテカーの完勝だったと思います。

 

ガステラムのプレッシャーをかわしつつ、自分の打撃を当て、テイクダウンの意識が下がった時にテイクダウンを狙うなど完璧な試合運びで、元チャンピオンのレベルの高さを実感しました。

 

ガステラムは、もう少しテイクダウンを狙うなど、打撃以外の部分で勝負するべきだったと思います。

 

ウィテカーはそろそろタイトルマッチをしてもいいのではないかと思います。

 

確かに、ミドル級チャンピオンのイスラエル・アデサニヤに勝てる可能性は高くはありませんが、ミドル級においてアデサニヤの次に強いファイターはウィテカーだと思います。

 

しかし、先日、ミドル級ランキング3位のマーヴィン・ベットーリケヴィン・ホランドに勝利後、アデサニヤに対戦要求していたため、次のミドル級タイトルマッチはアデサニヤVSベットーリかもしれません。

 

どちらにしても、ウィテカーの次戦はタイトルマッチであるべきだと思います。

 

反対にガステラムは、連敗の悪い流れを断ち切ったばかりでしたが、また負けてしまい、良い流れが作れませんでした。

 

今後は地道に勝利を積み重ねタイトル戦線に食い込んでほしいです。

 

来週はついにUFC261で三階級のタイトルマッチが行われます。

 

何といっても注目はメインイベントのウェルター級タイトルマッチです。

 

詳しくはまた今度語りたいと思います。

 

終わります。