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UFC261 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間4月25日に行われるUFC261について語りたいと思います。

 

UFC261では、ウェルター級、女子ストロー級、女子フライ級の三階級のタイトルマッチが予定されています。

 

そこで私が注目している試合はウェルター級タイトルマッチ、カマル・ウスマンVSホルヘ・マスヴィダルと女子ストロー級タイトルマッチ、ジャン・ウェイリーVSローズ・ナマユナスです。

 

まずはじめにメインイベントのウェルター級タイトルマッチを語りたいと思います。

 

この対戦は2020年の7月のUFC251で一度行われています。

 

その時はチャンピオンのウスマンが判定で勝利しましたが、挑戦者のマスヴィダルは試合前直前のオファーであったため十分な準備期間が取れませんでした。

 

そのためしっかりと準備すればマスヴィダルが勝つと予想するファンも多く、この試合はファン待望の一戦でもあります。

 

また、マスヴィダルが勝つと予想するファンが多い理由は、準備期間が短かったにも関わらず5分5R戦いきったからです。

 

ウェルター級ランキング1位のコルビー・コヴィントンや2位のギルバート・バーンズはしっかりとした準備期間がありながらも、ウスマンにフィニッシュされてしまいました。

 

さらに試合内容も決して、マスヴィダルが圧倒的に押されていた訳ではありませんでした。

 

そのため今回は絶対王者ウスマンにとってかなり危険な試合になると思います。

 

ウスマンのファイトスタイルは、レスリングをバックボーンとして相手に何もさせません。

 

テイクダウンディフェンスは脅威の100%で、誰もウスマンからテイクダウンを奪えていません。

 

しかし、動きのない展開が多く、つまらない試合が多いです。

 

パウンドフォーパウンドランキングは2位ですが、人気はあまりありません。

 

対するマスヴィダルは、ウスマン以上の人気者です。

 

打撃が得意ですが、レスリングや寝技もできるファイターです。

 

そんな二人の予想される試合展開は以下の通りです。

  • ウスマンの判定勝ち
  • ウスマンの2RTKO勝ち
  • マスヴィダルの1,2RTKO勝ち

 

この中でもウスマンが判定で勝利する可能性が高いと思います。

 

マスヴィダルが万全な準備をしてもウスマンの壁は高いと思います。

 

両者にほとんど差はありませんが、体力や打たれ強さやレスリングなど多くの面でウスマンに分があると思います。

 

試合展開は前回の試合同様、マスヴィダルの体力・気力を奪い、特に後半のラウンドでは圧倒すると予想します。

 

ウスマンの体力は尋常じゃなく、疲れているウスマンを見たことがありません。

 

反対にマスヴィダルは後半に疲れる傾向があります。実際に、近年の試合は判定までもつれると負けている試合が多いです。

 

序盤はマスヴィダルに押されながらも、なんとか耐えて3R以降圧倒し勝利することが考えられます。

 

また、ウスマンはレスリング力に注目されがちですが、打撃の技術も上がってきています。

 

そのため、序盤にカウンターのパンチがヒットし、KO勝ちすることも考えられます。

 

反対にマスヴィダルが勝利する場合は早い段階でフィニッシュすると思います。

 

マスヴィダルがウスマンより優れている点は打撃だと思います。

 

前回の試合も序盤はかなりいいパンチをヒットさせていました。

 

それでも、ウスマンの打たれ強さが勝っていたためウスマンを倒すことはできませんでしたが、今回はダウンを奪えるぐらいのパンチがヒットするのではないかと思います。

 

ウスマンは強すぎてダウンするイメージが湧きませんでしたが、前回のバーンズのパンチでダウンしかけたため、ウスマンは無敵ではないことが分かりました。

 

しかし、意識が飛ぶぐらいのパンチをヒットしなければいけません。多少のパンチでは、ウスマンはすぐに組み付きレスリングの展開にして回復しようとします。

 

素人が考えられるマスヴィダルの勝利の方程式はこれぐらいですが、マスヴィダルの所属しているジム「ATT」はいくつもの戦い方を考えているでしょう。

 

いつものカーフキック作戦なのか、奇策の飛び膝蹴りなのか、非常に楽しみです。

 

そろそろウェルター級も、ウスマンの一強体制は終わってもいいのではないでしょうか。

 

ライト級も絶対王者ハビブ・ヌルマゴメドフが引退し、ライト級のトップファイターは次の頂点の座を掴むため目の色を変え始めました。

 

ウェルター級も絶対王者ウスマンが負けると、さらなる盛り上がりが期待できます。

 

さらに、来月のUFC262ではウェルター級ランキング3位のレオン・エドワーズネイト・ディアスと対戦します。

 

この試合でディアスが勝利するとウェルター級のカオス度は上昇します。

 

さらにさらに、UFC264では2位のバーンズと5位のスティーブン・トンプソンが対戦することが噂されています。

 

ライト級のトップ争いも気になりますが、ウェルター級のトップランカーの戦いも目が離せません。

 

また今度詳しく語ります。

 

次にUFC261で注目している試合は女子ストロー級タイトルマッチです。

 

チャンピオンのウェイリーはアジア人初のUFCチャンピオンで、打撃が得意なファイターです。

 

ウェイリーは以前、RIZINで現UFCファイターの村田夏南子と対戦が組まれましたが、怪我で欠場しました。

 

現在は二人ともUFCファイターであるため、もしかするといつかもう一度対戦が組まれるかもしれません。

 

挑戦者のナマユナスは元チャンピオンでランキング1位のファイターです。この選手も打撃が得意なファイターです。

 

髪型が印象的で、女性には珍しい坊主です。

 

打撃が得意な両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • ウェイリーの判定勝ち
  • ウェイリーの4RTKO勝ち
  • ナマユナスの3R一本勝ち

この中でもウェイリーが判定勝ちする可能性が高いと思います。

 

お互い打撃が得意ですが、ウェイリーの方が打撃の質、スピードの面でナマユナスより勝っていると思います。

 

女子MMAはKO決着が少ないので、今回の試合も決着がつく可能性は低いと思います。

 

序盤からウェイリーが打撃を多くヒットさせ、4Rあたりでフィニッシュする可能性もありますが、ナマユナスも元王者の意地があるため簡単にはKOされないと思います。

 

今回の試合は寝技の攻防があると予想します。

 

ウェイリーは前回のヨアンナ・イェンドジェイチェクとの試合で、ほとんどが打撃の攻防でしたが、今回はナマユナスが寝技への展開に運んでいくと思います。

 

その時に、ナマユナスが一本を取るかもしれません。逆にウェイリーが一本を取ることも考えられます。

 

今回の試合でフィニッシュするとしたら寝技の展開でのフィニッシュになると思います。

 

どのような試合展開になってもこの試合はかなりレベルの高い試合が見れると思います。

 

現チャンピオンと元チャンピオンの戦いは激アツです。

 

UFC261ではもう一つタイトルマッチが行われます。それは女子フライ級タイトルマッチ、ヴァレンティーナ・シェフチェンコVSジェシカ・アンドラージです。

 

この試合の詳しい展開予想はしませんが、チャンピオンのシェフチェンコが勝利すると思います。

 

三階級のタイトルマッチはかなり楽しみです。しかもおもしろい試合になることはほぼ確定です。

 

前述したように女子MMAの試合は決着が少なく、壮絶な打ち合いになる傾向にあります。

 

そのため、もしメインイベントでウスマンがつまらない試合をしても、セミメインとその前に行われる女子のタイトルマッチで確実に盛り上がります。

 

さらに来月のUFC262ではライト級タイトルマッチと、私の推しファイターであるディアスの試合が行われます。

 

正直UFC262の方が楽しみですが、まずはUFC261で興奮させていただきます。

 

終わります。