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UFC261 感想戦

こんにちは。

 

今回は日本時間4月25日に行われたUFC261について語りたいと思います。

 

今回注目していた試合はメインイベントのウェルター級タイトルマッチとセミメインの女子ストロー級タイトルマッチです。

 

試合前の予想は下の記事で語っています。

www.kimurarock.com

 

まずはメインイベントのウェルター級タイトルマッチ、カマル・ウスマンVSホルヘ・マスヴィダルを語ります。

 

UFC戦績無敗のウスマンとウェルター級ランキング4位のマスヴィダルによる二度目の対戦になります。

 

前回はウスマンがマスヴィダルに何もさせずに判定で勝利しました。

 

しかし、マスヴィダルは大会六日前のオファーであったため、十分な準備期間が無く、リマッチを要求していました。

 

そして今回リマッチが実現しました。

 

私は十分な準備期間があったとしても、ウスマンが判定で勝利すると予想していました。

 

1R始まるとマスヴィダルがローキックを出し、ウスマンはパンチで対抗します。

 

ウスマンはテイクダウンのフェイントは見せますが、序盤はテイクダウンを狙いにいきません。

 

ウスマンはリーチの長さを活かしたパンチがいくつかヒットします。

 

マスヴィダルは中々踏み込めない中で、膝蹴りを出しますが、ヒットせず、ウスマンに組み付かれテイクダウンを取られます。

 

その後は前回の試合同様、ウスマンが上になり、マスヴィダルが下からコツコツと打撃を与える展開が続きます。

 

マスヴィダルファンの多い会場は大ブーイングです。

 

その後マスヴィダルは何とか立ち上がり、スタンドの展開になります。

 

やはりウスマンのパンチが多く当たります。

 

打撃に関してはマスヴィダルに分があると予想していましたが、そうでもないようです。

 

そしてお互いに有効な打撃を与えられないまま1Rは終了します。

 

2Rに入ってもマスヴィダルはローキックで試合を作っていきます。

 

そして、ウスマンが前に出て、マスヴィダルが少し下がった時にウスマンの右ストレートがヒットし、マスヴィダルはダウンします。

 

ウスマンがパウンドのパンチを浴びせたところでレフェリーが試合を止め、ウスマンが勝利しました。

 

久しぶりに衝撃的なKOを見ました。

 

まさかマスヴィダルがKOされるとは思いませんでしたし、マスヴィダルが良いパンチをヒットできなかったことも意外でした。

 

レスリングが強いウスマンが、打撃でもマスヴィダルを相手に圧倒してしまうと、ますますウスマンには敵がいないように感じます。

 

ウェルター級のトップランカーで未だにウスマンに負けていないファイターはスティーブン・トンプソンぐらいです。

 

そのトンプソンはUFC264でウェルター級ランキング2位のギルバート・バーンズとの対戦が噂されています。

 

その試合にトンプソンが勝利すれば、タイトルマッチの挑戦権を得ることができるかもしれません。

 

また来月のUFC262では3位のレオン・エドワーズネイト・ディアスと対戦します。この試合の勝者も次期タイトル挑戦者の候補に挙がりそうです。

 

どちらにしてもウスマンに勝利することはかなり厳しいと思いますが、そろそろウスマンには負けてほしいです笑。

 

マスヴィダルは今後ウェルター級のトップランカーに勝利し、タイトルに再挑戦してほしいです。

 

次は女子ストロー級タイトルマッチ、ジャン・ウェイリーVSローズ・ナマユナスです。

 

現チャンピオンと元チャンピオンの戦いになります。

 

お互いに打撃が得意ですが、私はウェイリーの方が打撃に分があり、ウェイリーが判定で勝利すると予想していました。

 

1R始まるとお互いに慎重な入りです。

 

ジャブやローキックを打ち合い、相手の様子を伺います。

 

そしてナマユナスが左ハイキックをヒットさせます。

 

ウェイリーはローキックだと思ったのか、前足を引いただけでガードをしていなく、きれいに顎にキックが入ってしまいました。

 

ウェイリーは完全にダウンし、ナマユナスが追撃のパンチを出したところで、レフェリーが試合を止め、ナマユナスが勝利しました。

 

ナマユナスは再びチャンピオンの座に帰り咲きました。

 

もう少し打撃や寝技の攻防があると思っていましたが、一瞬で終わってしまいました。

 

ウェイリーはレフェリーに対して不服のある様子でしたが、あのダウンといい、ダウン後の様子を見ても止められておかしくなかったと思います。

 

ウェイリーはUFCで初の敗北となりましたが、ストロー級はそこまで層が厚くないのでもう一度タイトルマッチできるように這い上がってきてほしいです。

 

UFC261ではもう一つタイトルマッチが行われました。女子フライ級タイトルマッチ、ヴァレンティーナ・シェフチェンコVSジェシカ・アンドラージです。

 

この試合は2RにシェフチェンコがTKO勝利しました。完璧な試合運びだったと思います。

 

この試合の前に行われた試合で元チャンピオンのクリス・ワイドマンユライア・ホールと対戦し、1Rにローキックを出したところ、足がグロテスクな状態になりました笑。

 

おそらくこの試合を見ていたと思いますが、あのような場面を見ても怖がらずに試合をしたファイターはすごいと思います。

 

ついに来月はUFC262です。

 

ライト級タイトルマッチ、チャールズ・オリベイラVSマイケル・チャンドラーとウェルター級マッチ、レオン・エドワーズVSネイト・ディアス、ライト級マッチ、トニー・ファーガソンVSベニール・ダリウッシュが行われます。

 

めちゃくちゃ楽しみです。

 

詳しくはまた語りたいと思います。

 

終わります。