Rizin27 感想戦
こんにちは。
今回は3月21日に行われたRizin27について語りたいと思います。
試合前の予想などは下の記事で語っています。
今回注目していた試合はライト級マッチ、ホベルト・サトシ・ソウザVS徳留一樹とフェザー級マッチ、クレベル・コイケVS摩嶋一整でした。
まずはライト級マッチです。
柔術界の至宝と呼ばれるソウザに対して、MMA経験豊富な徳留がどのように戦うのかがポイントでした。
1Rが始まると、徳留が仕掛けます。パンチのコンビネーションから組み付き、徳留がテイクダウンを取ります。
徳留が上になり、ソウザをコントロールする展開になります。
おそらく、ここの展開は徳留の作戦通りだったと思います。
しかし、中途半端に離れようとしたところをソウザが逃さず、三角絞めの体勢に入ります。
最初はなんとか堪えますが、極まってしまい、ソウザが1Rで一本勝利しました。
徳留は、もう少し、寝技の展開でソウザを、コントロールすればよかったかなと思いました。
今回の試合で、ソウザの極めの強さが再認識できました。
この試合の前に、DEEPチャンピオンの武田光司とパンクラスチャンピオンの久米鷹介が戦い、かなり熱い戦いをしました。
お互いに良いパンチをヒットさせていましたが、倒れず、判定で武田が勝利しました。
この武田VS久米の試合はRizin27で一番の戦いだったと思います。
ライト級GPを制したトフィック・ムサエフが入国できない今、ソウザと武田でライト級タイトルマッチを行ってもいいと思います。
次はフェザー級マッチのコイケVS摩嶋です。
今年フェザー級GPが開かれるという話があり、そのGPに出場するためにはお互いに落とせない試合でした。
両者柔術が得意なので、寝技の展開が非常に楽しみでした。
摩嶋は打撃を打ちながら組み付いてテイクダウンをとるというパターンが多いです。
それに対してコイケが膝のフェイントやローキックなどで、摩嶋に簡単には組み付きさせません。
それでも摩嶋は組み付き、クレベルが柔道のように投げますが、摩嶋が上になります。
寝技の展開になると、摩嶋が有利に試合を進めます。
コイケが三角絞めの体勢に入ろうとしますが、摩嶋は堪えます。
摩嶋が上の状態からコツコツと打撃を与え、1Rは摩嶋が取ったと思います。
2Rが始まると、再び摩嶋がタックルに行きますが、それに合わせて膝をヒットさせます。
そしてコイケがフロントチョークの体勢に入りますが、摩嶋がしっかり対応します。
寝技の展開ではコイケが常にプレッシャーをかけ、摩嶋が対応するという展開が続生きます。
そのため、2Rの中盤から摩嶋に疲れた様子が見られます。
その後コイケが三角絞めの体勢に入り、極まってしまい、コイケが2R一本勝利しました。
摩嶋は作戦通りの展開だったと思いますが、コイケが一枚上手だったかなと思いました。
コイケのフェザー級GP出場は確定だと思います。摩嶋もかなり強いファイターだと思いますが、二連敗してしまうと、出場は厳しいと思います
Rizin27は、人気ファイターの試合は少なかったですが、かなりおもしろい大会でした。
前述した、武田VS久米やメインイベントの浜崎朱加VS浅倉カンナも名勝負だったと思います。
この他にもKO決着の試合が多く、興行としては大成功だったのではないでしょうか。
レフェリーのストップが早いというのは気になりましたが、ここら辺の話は素人には分かりません。
今年はバンダム級GPも開かれるらしいです。
個人的には、GPに魅力は全く感じませんが、開かれるならしっかりチェックしたいと思います。
終わります。