UFC FightNight キエサVSマグニー 感想戦
こんにちは。
今回は日本時間1月21日に行われたUFCFightNightについて語りたいと思います。
今回の注目していた試合はメインイベントのウェルター級マッチ、マイケル・キエサVSニール・マグニーです。
試合前の予想は下の記事で語っています。
打撃ではマグニーが有利で、寝技ではキエサが有利なので、どちらが自分の有利な状況で試合ができるかがポイントでした。
1Rの序盤はマグニーがプレッシャーをかけます。そして予想通りキエサが組みつきグラウンドの展開になり、キエサがコントロールします。
2Rもキエサがグラウンドでコントロールする時間が続きます。
3Rはマグニーが打撃で攻めていたところを、またキエサに組みつかれますが、マグニーがテイクダウンを取ります。それでも、やはりキエサの方が寝技が得意で一本勝ちを狙います。
マグニーは終始キエサの寝技に対応し、一本は取られません。
4Rもキエサがグラウンドでコントロールします。
5Rは、4Rまでポイントを取り続け、KOされない限り負けることのないキエサはあまり積極的に攻めません。そしてマグニーがテイクダウンを取ろうとしますが、逆に上を取られてまたキエサがグラウンドでコントロールする時間が続き、試合終了です。
キエサが判定で勝利しました。
キエサの完勝だったと思います。マグニーは何もできませんでした。ウェルター級ランキングでは8位と9位ですが、マグニーにとってキエサのファイトスタイルは相性が悪かったと思います。
グラウンドでは確実にキエサが有利なのに、マグニーがテイクダウンを取ろうとするなどグラウンドの展開にしようとしたところは少し疑問です。
スタンドで戦えばもう少し太刀打ちできたと思います。この点は素人には分からない部分なんだと思います。
試合後、キエサはウェルター級ランキング1位のコルビー・コヴィントンに対戦を要求しました。
正直コヴィントンに勝つのは難しいと思いますが、8位が1位を喰ったらおもしろいです。
コヴィントンはウェルター級ランキング4位のホルヘ・マスヴィダルとの対戦が噂されているため実現の可能性は低そうです。
試合後2つのビッグな対戦カードが公式で発表されました。
1つ目は元々今回の大会のメインイベントで対戦予定だったウェルター級マッチ、レオン・エドワーズVSカムザット・チマエフ、2つ目はウェルター級タイトルマッチ、カマル・ウスマンVSギルバート・バーンズです。
1つ目の試合は日本時間3月14日のUFCFightNight、2つ目は2月14日のUFC258です。
2つ目のタイトルマッチはUFC251で一度組まれましたがバーンズのコロナ陽性反応により流れていました。そして今回もう一度組まれました。
絶対王者のウスマンにバーンズがどのような戦略で挑むのか楽しみです。
そして待ちに待ったUFC257が近づいてきました。この大会の試合前予想はまた今度語ります。
終わります。