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UFC FightNight フォントVSアルド 試合前予想

 こんにちは。

 

今回は日本時間12月5日に行われるUFCFightNightについて語りたいと思います。

 

今回注目している試合はメインイベントのバンダム級マッチ、ロブ・フォントVSジョゼ・アルドです。

 

バンダム級ランキング4位と5位の戦いになります。

 

フォントは現在4連勝中で、前戦では元バンダム級チャンピオンのコーディー・ガーブラントを完封し判定で勝利しています。

 

打撃が得意で、非常に打たれ強い印象があります。

 

日本時間12月4日にBellatorバンダム級タイトルマッチとして堀口恭司と対戦し、勝利したセルジオ・ペティスにも勝利しています。

 

対するアルドは、UFC元フェザー級チャンピオンで、当時10年間無敗だったという化け物です。

 

最近は以前のような強さが失われていますが、堅実な強さがあります。

 

ブラジルのファイターですが、柔術だけでなく打撃が得意で、パンチのコンビネーションの美しさが魅力的です。

 

そんな両者の予想れる試合展開は以下の通りです。

  • フォントの判定勝ち
  • アルドの判定勝ち
  • アルドの2RKO勝ち

この中でもアルドが判定で勝利する可能性が高いと思います。

 

両者、実力が拮抗しており、どちらが勝ってもおかしくない試合です。

 

お互い高レベルなボクシングスキルを持っており、軽量級であるため、試合は早期決着というより、最終ラウンドまでもつれる可能性が高そうです。

 

その中でもアルドが、多く打撃を当て、いくつかダウンも奪い勝利すると思います。

 

また今回、アルドはグラウンドでの勝負も仕掛けるのではないかと予想します。

 

前述したようにアルドは柔術も得意です。

 

反対にフォントは柔術などの寝技の展開をあまり得意としていないイメージがあります。

 

そのため、グラウンドの展開ではアルドが試合を有利に進めると思います。

 

スタンドの展開でアルドが、有効打を当てる状況としては、前に出てきたフォントに対してのカウンターの左フックが入るのではないかと思います。

 

そのようなカウンターのパンチが入り、ダウン後のフォントの対応が悪ければフィニッシュされる可能性もありそうです。

 

序盤にカウンターで有効打を入れておくと、その後フォントは入りづらくなり、アルドが試合を有利に進めることができます。

 

反対にフォントが勝つ場合としては判定で勝つ可能性が高いと思います。

 

前述したようにアルドは最近、元気がありません。

 

現在2連勝中ではありますが、その前は3連敗しており、フェザー級チャンピオンだった時と比べるとあまり脅威を感じません。

 

それに対しフォントは、現在4連勝中で、キャリアの中で今が一番状態が良いと言っても過言ではありません。

 

そのフォントの勢いが、アルドを叩きのめすことも考えられます。

 

フォントのパンチはバンダム級という軽量級でありながらもパワフルで、ジャブだけで相手をぐらつかせるほどです。

 

アルドがそれに対して、すぐにKO負けしてしまうことは考えられませんが、そのパンチをもらい続け判定で負けてしまうことは十分考えられます。

 

フォントはこの試合に勝利するとタイトルマッチが見えてきます。

 

先日バンダム級暫定チャンピオンが決まり、今後バンダム級正規王者をかけたタイトルマッチが行われることが予想されます。

 

その試合の結果次第にはなりますが、フォントの戦績・実力からするとタイトルマッチが組まれてもおかしくありません。

 

バンダム級のさらなる盛り上がりのためにも今回の試合は見逃せません。

 

また、今回のメインカードの一戦目に元Rizinバンダム級チャンピオンのマネル・ケイプが登場します。

 

まだ一度もUFCで勝ち星が無いので、今回こそは勝利してほしいと思います。

 

終わります。

Bellator272 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間12月4日に行わるBellator272について語りたいと思います。

 

今回注目している試合はメインイベントのバンダム級タイトルマッチ、セルジオ・ペティスVS堀口恭司です。

 

ペティスは先日Bellatorバンダム級チャンピオンになり、今回の試合が初の防衛戦になります。

 

対する堀口は、一度手放したBellatorバンダム級のタイトルを取り返す試合になります。

 

ペティスは元UFCファイターで、フライ級ランキング1位まで登り詰めた実力者であり、私の推しファイターのアンソニー・ペティスの弟になります。

 

打撃が得意ですが、基本的に何でもできるファイターのイメージがあります。

 

軽量級ということもあり、判定勝利が多いファイターですが、堅実な強さがあります。

 

対する堀口も元UFCファイターであり、打撃が得意で、ペティスと比べるとKOが多いファイターです。

 

UFCにおいて日本人で一番登り詰めたと言われており、今後UFCに再び挑戦することも期待されます。

 

そして今回の試合に勝利し、再び二団体王者という快挙に挑みます。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • ペティスの判定勝ち
  • ペティスの1RKO勝ち
  • 堀口の判定勝ち
  • 堀口の4R一本勝ち

この中でも堀口が判定で勝利する可能性が高いと思います。

 

今回の試合予想は堀口に勝ってほしいという気持ちもあり、だいぶ堀口寄りの予想になっております。

 

正直なところ、今回の戦いは非常に厳しいです。

 

ペティスは最近堀口が戦ってきた相手の中で確実に一番強いです。

 

堀口の一番の魅力であり強みは、空手仕込みの飛び込みの打撃です。

 

その飛び込みの打撃に多くのファイターが、手も足も出ず敗北してきました。

 

Rizin元バンダム級チャンピオンの朝倉海が、飛び込みの打撃に対してカウンターをヒットさせましたが、それ以外のファイターは最近では対応できていません。

 

ペティスが堀口の打撃に対して対応できなければ、堀口が多く打撃を当て、ダウンも奪い判定で勝利すると思いますが、ペティスが簡単にパンチをもらうとは思いません。

 

ペティスは前戦で、いくつもカウンターのパンチをヒットさせており、堀口もカウンターを合わせられる可能性はあります。

 

その場合1Rにクリーンにパンチが入り、KOされることも考えられます。

 

しかし、前述したようにペティスは判定勝利が多く、今回もフィニッシュされる可能性は低いと考えます。

 

そのため、ペティスが勝つ場合は、堀口の飛び込みの打撃に対してカウンターを合わせ、いくつか有効打を当て判定で勝利するという試合展開になると予想します。

 

それでも、堀口は打撃しかないファイターではありません。

 

前戦では、ボクシングベースの朝倉に対してカーフキックを多用し、開始早々、試合を支配しました。

 

さらに、レスリングトップレベルのBellator元バンダム級チャンピオンのダリオン・コールドウェルに対して二度も勝利するなど、寝技でも戦えることを証明しています。

 

したがって、試合終盤、ペティスのスキをついて一本勝ちすることも十分可能性があります。

 

また今回はBellatorのタイトルマッチということもあり、リングではなくケージになります。

 

この点は堀口にとってプラスであると考えます。

 

前述したように堀口が飛び込みの打撃を得意とし、相手との距離を必要とします。

 

そのため、リングに比べて相手との距離が取りやすいケージは、堀口にとってプラス材料と言えます。

 

一つ、堀口はペティスの関節蹴りに注意する必要があると思います。

 

パンチのカウンターだけでなく、堀口の飛び込みに対して、スッと足を置きに行くように関節蹴りをしてくる可能性があります。

 

それによって膝を痛めてしまう点を心配していますが、堀口には上手く対応してほしいです。

 

今回の試合でペティスが勝つと、Bellatorのファイターだけでなく、Rizinのバンダム級ファイターからも狙われる標的になってしまうでしょう。

 

現在Rizinではバンダム級GPが開催されており、そのGPの優勝者はBellatorに参戦することも考えられえます。

 

BellatorとRizinが協力関係を結んだことで今後さらなる盛り上がりが期待されます。

 

反対に、堀口が勝利すると、二度目の快挙達成となり、UFCも黙ってないでしょう。

 

勝ち方にもよると思いますが、バンダム級最強の名声を得ることになりそうです。

 

しかし、BellatorConfessionsの動画内で堀口は、Bellatorには恩があると発言しており、UFC参戦にはもう少し時間がかかりそうです。

 

とにかく今回堀口が勝利することで、堀口の強さを世界に再発信できることや

Rizinの価値の向上など良いことづくしです。

 

Rizinの価値があがることで、今後外国人ファイターが入国できるようになれば、Rizinに多くの強い外国人ファイターが参戦する可能性があります。

 

少し話がそれましたが、今回の試合は今後のRizinにとっても重要なものになりそうです。

 

終わります。

UFC FightNight ホロウェイVSロドリゲス 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間11月14日に行われるUFCFightNightについて語りたいと思います。

 

今回注目している試合はメインイベントのフェザー級マッチ、マックス・ホロウェイVSヤイール・ロドリゲスです。

 

フェザー級ランキング1位と3位の戦いです。

 

ホロウェイは元フェザー級チャンピオンで、非常に人気のあるファイターです。

 

UFCファイターの中でもボクシング技術が高く、前回カルヴィン・ケーターと戦った際は、ケーターのパンチをノールックで交わしながら、コメンテーター席に向かって、「俺がUFCで一番のボクサーだ!」と自らアピールしていました。

 

テイクダウンディフェンスも強く、最近は、簡単にテイクダウンを取られているのを見たことがありません。

 

現在はチャンピオンではありませんが、チャンピオンと同等の実力を持ちます。

 

先日のハロウィンの際は、家族そろって「鬼滅の刃」のコスプレをするという一面も見せてくれました。

 

対するロドリゲスも、打撃の強いファイターで、トリッキーな打撃を多用します。

 

テコンドーをやっていたということもあり、派手な蹴り技が魅力的です。

 

ホロウェイを倒して、初のタイトル挑戦に挑むために、大金星を狙います。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • ホロウェイの1RKO勝ち
  • ホロウェイの4RKO勝ち
  • ホロウェイの判定勝ち
  • ロドリゲスの1RKO勝ち

この中でもホロウェイが4RでKO勝ちする可能性が高いと思います。

 

両者打撃が得意なファイターですが、やはりホロウェイの方が一枚上手だと考えます。

 

序盤からホロウェイがプレッシャーをかけ、距離をつかみつつ、パンチを当て、2R終盤ごろには完全にホロウェイが試合を支配すると予想します。

 

ロドリゲスがどれほどホロウェイの打撃についてこれるか分かりませんが、ホロウェイはフィニッシュするのではないかと思います。

 

最近は判定勝利が多いホロウェイですが、今回はKO見てみたいという私の希望もあり、フィニッシュすると予想します。

 

もし、ロドリゲスが序盤から積極的に前に出てくれば、壮絶な打ち合いからホロウェイのカウンターがヒットし1RKO勝ちする可能性もあります。

 

反対に、ロドリゲスがいつもより慎重な入りで、私の予想以上の打たれ強さがあれば、判定で勝利することも考えられます。

 

どちらにしてもホロウェイの勝つ可能性は非常に高いかなと思います。

 

反対にロドリゲスが勝つ場合は1RでKOするしかないと考えます。

 

まず、ロドリゲスが5Rホロウェイを圧倒する展開は考えられません。また、序盤から打撃を当て、徐々にホロウェイを追い込む展開も考えられません。

 

そうなると、1Rにトリッキーな打撃でホロウェイをKOすることしか考えられません。

 

1Rであれば、試合の流れがホロウェイに向いておらず、チャンスはあります。

 

前述したように、ロドリゲスは蹴り技が魅力的であるため、蹴り技を組み合わせた打撃のコンビネーションで有効打を当てることは考えられます。

 

ホロウェイはローキックを効いてしまう場面をよく見るため、今回もロドリゲスがローキックを効かしてから、パンチを当てるなど、攻撃のパターンは少なくありません。

 

ホロウェイは打撃のレベルが高いだけでなく、打たれ強さも兼ね備えているため、KOされることは考えられにくいですが、ロドリゲスにはそれなりに期待できると思います。

 

また両者は打撃のファイターということもあり、グラウンドの展開はあまり考えられません。

 

お互い、テイクダウンディフェンスは高いですが、テイクダウン能力はトップレベルとは言えません。

 

ケージ際で組の展開になることはあるかもしれませんが、グラウンドで動きのない時間が続くことはないと考えるため、今回はエキサイティングな試合が繰り広げられるかもしれません。

 

今回の試合でホロウェイが勝利すれば、ホロウェイのタイトル挑戦は決定的だと思います。

 

先日フェザー級タイトルマッチとして、アレクサンダー・ヴォルカノフスキVSブライアン・オルテガが行われ、チャンピオンのヴォルカノフスキがタイトルを防衛しました。

 

ホロウェイがタイトルに挑む場合、ヴォルカノフスキと三度目の戦いになりますが、十分見応えはあります。

 

二度目の対戦は判定に対してクエスチョンマークがついた人が多く、三度目の対戦を熱望するファンは多いように感じます。

 

ホロウェイ推しの私としてもぜひ見たいです。

 

反対に、ロドリゲスが勝利した場合、初のタイトル挑戦が見えてます。

 

常にフェザー級のトップに君臨しているホロウェイを倒すことがあると、今後のフェザー級はかなりおもしろくなると思います。

 

私の推しファイターの一人、ザビット・マゴメドシャリポフというフェザー級元トップランカーのファイターは先日SNSで指導者になることを示唆するような投稿がありました。

 

マゴメドシャリポフがいると、よりおもしろくなっていたと思いますが、しょうがありません。

 

トップランカーの固定化、新星の不在ということで、他の階級より少し盛り上がりに欠けるように感じるフェザー級ですが、今回の試合が現在のそのような状況を打破する試合になってほしいです。

 

終わります。

UFC268 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間11月7日に行われるUFC268について語りたいと思います。

 

今回注目している試合はメインイベントのウェルター級タイトルマッチ、カマル・ウスマンVSコルビー・コヴィントンとライト級マッチ、ジャスティン・ゲイジーVSマイケル・チャンドラーです。

 

まずはメインイベントのウェルター級タイトルマッチから語ります。

 

チャンピオンのウスマンと挑戦者のコヴィントンは今回の試合が二回目の対戦になります。

 

前回はUFC245で対戦し、レベルの高いボクシングの攻防の末、ウスマンが試合終盤に打撃でフィニッシュし、勝利しました。

 

レフェリーに試合を止められたコヴィントンは不満顔でしたが、判定までもつれてもウスマンが勝利していたであろう試合で、コヴィントンを圧倒しました。

 

その後、ウスマンは化け物揃いのウェルター級で、永くトップに君臨し続け現在に至ります。

 

レスリングがバックボーンのファイターで、UFCトップレベルの試合支配能力があります。

 

最近は打撃も上手になり、先日はウェルター級ランキング6位のホルヘ・マスヴィダルを相手に失神KOで勝利しました。

 

反対にコヴィントンはウスマンに敗戦後、調子を落とすことなく、先日ジェイク・ポールに屈辱的敗戦を喫したタイロン・ウッドリーに勝利しています。

 

ファイトスタイルはウスマンと似ている印象があり、特にレスリングに関してはウスマンに劣らない力を持っています。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • ウスマンの判定勝ち
  • ウスマンの3RKO勝ち
  • コヴィントンの1RKO勝ち

この中でもウスマンが3RKOで勝利する可能性が高いと思います。

 

前述したように前回は激しいボクシングの攻防が行われましたが、今回もそのような展開が期待できます。

 

しかし、今回は3Rあたりでウスマンがフィニッシュするのではないかと思います。

 

コヴィントンがウスマン、ウスマンがコヴィントンにテイクダウンを仕掛ける展開はあまり考えられません。

 

そのため、前回の試合同様序盤から激しい打撃の打ち合いになると予想します。

 

その中でも、ウスマンが多く有効打を当て、仕留めるでしょう。

 

ウスマンがマスヴィダルと二度対戦し、一度目の対戦の際は仕留めることができませんでしたが、二度目の対戦はしっかり仕留めました。

 

今回もコヴィントンとの一度目の対戦を参考にしながら、仕留めるプランを練り、それを完璧に遂行するのではないかと思います。

 

もし仕留めることができなくても、打撃で圧倒し、試合を有利に進め、判定で勝利することも考えられます。

 

反対にコヴィントンが勝つ場合は、1RKO勝ちと予想します。

 

前回の対戦ではコヴィントンも良いパンチを多くヒットさせていました。

 

そのため、今回の試合でもウスマンに多く打撃を当てる可能性はあります。

 

また、一度ウスマンと対戦しているため、ウスマンの伸びるパンチに対して免疫があり、簡単に打撃をもらい続けることも考えづらいかなと思います。

 

それでも5R圧倒することはないと考えるため、コヴィントンがウスマンに勝つチャンスは1Rしかないと思います。

 

展開としては、ジャブの打ち合いから、コヴィントンのパンチがヒットし、ぐらつくウスマンに追い打ちをかけ、レフェリーが試合を止め、勝利という感じでしょうか。

 

コヴィントンはわざとファンが盛り上がるようなことを言っていますが、頭の中は冷静に物事を考えています。

 

そのため今回も、緻密な作戦を立ててくるかもしれません。ウスマンにとってコヴィントンは決して油断できない相手です。

 

ウェルター級チャンピオンでありながら、パウンドフォーパウンドランキングでもトップに位置するウスマンを倒すことはかなり難しいことです。

 

しかし、コヴィントンはそれをやってのける可能性を持ちます。

 

もしコヴィントンが勝つようなことがあれば、今年一の衝撃になるでしょう。

 

この試合でコヴィントンが勝つとウェルター級は盛り上がりを増しますが、ウスマンが勝ってもウェルター級は面白くなりそうです。

 

なぜなら、ウェルター級には化け物がうじゃうじゃいるからです。

 

UFC269ではウェルター級ランキング3位のレオン・エドワーズVS6位のホルヘ・マスヴィダルが予定されています。

 

おそらくその試合の勝者はかなりタイトルマッチに近づきます。

 

また2位のギルバート・バーンズも自分の順番をよだれを垂らしながら待っています。

 

さらに先日のUFC267で期待の新星カムザット・チマエフが脅威的な強さを見せつけました。

 

ウスマンに安息の地はありません。

 

ウェルター級の今後の動向が決まる重要な一戦楽しみです。

 

次はライト級マッチです。

 

ライト級ランキング2位のゲイジーは、レスリングが得意ですが、打撃でも積極的に勝負をするファイターでエキサイティングな試合をします。

 

前戦ではライト級タイトルマッチとして、UFC元ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフにキャリア初の一本負けを喫しており、今回が復帰戦になります。

 

対するチャンドラーはランキング5位のファイターで、元Bellatorライト級チャンピオンです。

 

チャンドラーもレスリングが得意ですが、打撃もできるファイターです。

 

チャンドラーも前戦で、チャールズ・オリベイラに敗戦し、タイトル獲得を逃しており、ゲイジー同様復帰戦になります。

 

そんな二人の試合の展開予想は以下の通りです。

  • ゲイジーの3RTKO勝ち
  • ゲイジーの5RTKO勝ち
  • チャンドラーの1RKO勝ち

この中でもゲイジーが3RでTKO勝ちする可能性が高いと思います。

 

両者フィニッシュ率が高く、今回の試合もフィニッシュがあると思います。

 

チャンドラーは一発で仕留めるタイプのファイターですが、ゲイジーはじわじわ相手を追い詰めてフィニッシュに向かいます。

 

今回もそのような展開でゲイジーがチャンドラーを仕留めるのではないかと思います。

 

序盤からローキックを多用し、パンチも当て続け、2R終盤から徐々にチャンドラーを追い詰めて、3Rにフィニッシュすると予想します。

 

チャンドラーはBellatorにいた時から、ローキックを効かされてしまう場面が目立ちます。

 

ゲイジーもローキックを多用するファイターで、前戦のヌルマゴメドフ戦でもローキックを軸に組み立て、いくつか良いパンチを入れていました。

 

ゲイジーの戦法が上手くハマれば3Rより早く仕留めることもあります。また、チャンドラーが予想以上にゲイジーに対して善戦すれば仕留めるにはもう少し時間がかかりそうです。

 

いずれにしても、判定決着の可能性は低いと考えます。

 

反対にチャンドラーが勝つ場合はやはり序盤の1RKO勝ちと予想します。

 

これまでも1Rで試合を決めていることが多く、今回もチャンドラーが勝つなら1RKOだと思います。

 

ゲイジーは少し打撃が粗い印象があります。

 

そのため、大振りのゲイジーに的確なパンチをヒットさせ、ゲイジーがぐらつく場面は想定できます。

 

KO負けの少ないゲイジーに、KOを喰らわしてしまう可能性があるファイターがチャンドラーと考えます。

 

ライト級は非常に層が厚いですが、一発の破壊力においてはチャンドラーがライト級の中でトップレベルだと思います。

 

実際にライト級チャンピオンのチャールズ・オリベイラもTKO負けしてしまいそうな場面がありましたし、UFCデビュー戦ではライト級ランキング8位のダン・フッカーに衝撃的なKO勝ちを収めました。

 

お互いレスリングが得意なため、今回の試合でグラウンドの展開があったとしても、さほど試合の状況を変えるような展開にはならないでしょう。

 

もしグラウンドの展開が勝敗を左右するならば、ゲイジーが一本を取るような展開があるかもしれません。

 

しかし可能性は低いと考えます。

 

今回の試合の勝者は次期タイトルの挑戦者になるとは思いません。

 

お互いに前戦でタイトルマッチを落としており、一回勝利しただけでまたタイトルマッチとは考えにくいです。

 

ライト級ランキング3位のベニール・ダリウシュが7連勝、4位のイスラム・マカチェフが9連勝と、他のファイターの方がタイトルにふさわしいような気がします。

 

考えられるのは、ゲイジーとチャンドラーの勝者がダリウシュやマカチェフと戦い、一つ頭抜けたファイターが次期タイトル挑戦者になるということです。

 

UFC269ではライト級タイトルマッチとして、チャールズ・オリベイラVSダスティン・ポイエーが行われます。

 

この試合も今後のライト級のトップ戦線に影響を与えます。

 

2022年に向けて、誰が一番アピールをするのか楽しみです。

 

UFC268では語った二つの試合以外にも楽しみなカードがあります。

 

それはセミメインイベントに行われる女子ストロー級タイトルマッチ、ローズ・ナマユナスVSジャン・ウェイリーが行われます。

 

前戦では、ナマユナスが1Rで衝撃的なKOでウェイリーを倒しています。

 

今回は歴史に残るような名勝負が見れるのではと期待しています。

 

終わります。

 

 

UFC267 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間10月31日に行われるUFC267について語りたいと思います。

 

今回注目している試合はセミメインイベントのバンダム級暫定タイトルマッチ、ピョートル・ヤンVSコーリー・サンドヘイゲンとライト級マッチ、イスラム・マカチェフVSダン・フッカーです。

 

まずはバンダム級マッチから語ります。

 

現在バンダム級チャンピオンはアルジャメイン・スターリングですが、怪我による長期欠場で今回の暫定チャンピオンを決める試合が決定しました。

 

スターリングはUFC259で今回試合をする元チャンピオンのヤンに反則勝ちをしています。

 

ヤンが試合を有利に進めていたにも関わらず、反則行為をしてしまったため、チャンピオンが入れ替わることになりました。

 

そのような経緯もあり、ベルトはスターリングが持っていますが、実質ヤンがチャンピオンという声が多いです。

 

ヤンのUFCにおける戦績は、スターリングに負けた一敗を含まなければ無敗です。

 

全ての局面で勝負ができ、ロシア出身ということもあり、体も強く体力もあります。

 

スターリングとのリマッチが実現すれば、今度は高い可能性で勝ちます。

 

対するサンドヘイゲンは打撃が得意なファイターで、ヤンに比べてファイターとして華があります。

 

前戦ではUFC元バンダム級チャンピオンのTJ・ディラショウに敗戦してしまいましたが、ディラショウの怪我により今回のタイトルマッチのチャンスが回ってきました。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • ヤンの判定勝ち
  • サンドヘイゲンの1RKO勝ち

この中でもサンドヘイゲンが1RKO勝ちする可能性が高いと思います。

 

そして、それは膝蹴りによるフィニッシュと予想します。

 

サンドヘイゲンは膝蹴りによる有効打が多く、反対にヤンは膝蹴りをもらってしまう機会が多いです。

 

これまでヤンは膝蹴りをもらっても、効いた様子を見せずに中盤以降盛り返し、勝利していますが、サンドヘイゲンは膝蹴りでフィニッシュできずとも、膝蹴りを交えた打撃のコンビネーションでヤンを追い込むことができると思います。

 

1Rで仕留めることはできずとも、序盤にフィニッシュする可能性はあります。

 

お互い慎重なファイターであるため、序盤は見合う展開が続くと思いますが、サンドヘイゲンの膝蹴りで一気に試合が動くかもしれません。

 

また今回の試合、身長差があり、身長が高いサンドヘイゲンは比較的戦いやすく、その点では有利だと思います。

 

反対にヤンが勝つ場合は判定と予想します。

 

前述したように、ヤンは慎重なファイターで、スロースターターです。

 

そのため、サンドヘイゲンの膝蹴りに対して対応でき、大きなダメージをもらわなければ、中盤以降自分の戦いを貫き、テイクダウンを混ぜながらサンドヘイゲンをコントロールし勝利するでしょう。

 

序盤にサンドヘイゲンがフィニッシュできなければ、ヤンが勝つ可能性が高くなっていくと思います。

 

バンダム級のトップ戦線は横一線と考えます。

 

誰がチャンピオンになってもおかしくない状況で、今回の試合でどちらかが圧倒的に勝つという展開は考えられません。

 

現在のバンダム級においてチャンピオンはコロコロ変わるのではないかと思います。

 

それでもチャンピオンという称号を手に入れるために、熱いファイトを期待します。

 

次はライト級マッチ、イスラム・マカチェフVSダン・フッカーです。

 

ライト級ランキング5位と6位の戦いになります。

 

5位のマカチェフはUFC元ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフの弟分で、ヌルマゴメドフを彷彿とさせる戦いをします。

 

UFCで着々と勝利を重ね、ようやくタイトルが見えてきました。

 

対戦相手のフッカーはキックボクシングベースの打撃で、スピード感のある戦いをします。

 

フッカーは先月試合をしたばかりですが、今回試合をすることになり、準備期間が少ない点は今回不安要素ではありますが、自信があったからこそ受けたのでしょう。

 

そんな二人の予想される試合展開は以下の通りです。

  • マカチェフの判定勝ち
  • マカチェフの3R一本勝ち
  • フッカーの判定勝ち

この中でもマカチェフが判定で勝利する可能性が高いと思います。

 

この試合は3Rということもあり、マカチェフが試合を有利に進めていく可能性が高そうです。

 

マカチェフのテイクダウン能力はヌルマゴメドフに引けをとらず、UFCでもトップクラスと感じています。

 

フッカーのテイクダウンディフェンスは強いですが、マカチェフのテイクダウンから逃れることはできないと予想します。

 

できたとしても序盤だけで、中盤以降テイクダウンをとり、グラウンドでコントロールし判定で勝利すると予想します。

 

打撃が得意なフッカーに対して、打撃で勝負することは考えにくいでしょう。

 

また、試合の終盤にマカチェフが一本で勝つ可能性もあると思います。

 

反対にフッカーが勝つ試合展開としては、打撃でマカチェフを圧倒し、グラウンドでコントロールされる時間を最小限に抑え判定で勝利する場合だと予想します。

 

マカチェフはヌルマゴメドフ同様打たれ強く、KOされる可能性は低いと考えます。

 

しかし、フッカーの打撃に押される展開は十分考えられます。

 

フッカーの得意な打撃のコンビネーションで、パンチ・キックを混ぜ遠い距離から有効打を当て続け、マカチェフにとって戦いづらい展開が理想です。

 

前述したように3Rであるため、1、2Rをフッカーが有利に進め、逃げ切る形で勝利する展開になると思います。

 

今回の試合の勝者は、今後ライト級のトップランカーの猛者達と対峙することになります。

 

ライト級は絶対王者ヌルマゴメドフがいなくなっても層が厚く、最もレベルの高い階級です。

 

UFC268ではライト級ランキングの2位のジャスティン・ゲイジーVS4位のマイケル・チャンドラーUFC269ではライト級タイトルマッチとして、チャールズ・オリベイラVS1位のダスティン・ポイエーが予定されています。

 

今後もライト級から目が離せません。

 

今回試合展開予想した二つの試合以外にも、UFC267ではいくつか注目試合があります。

 

UFC267のメインイベントでは、ライトヘビー級タイトルマッチ、ヤン・ブラホヴィッチVSグローバー・テイシェイラが行われます。

 

おそらくテイシェイラの次のタイトル挑戦者は、Rizin元ライトヘビー級チャンピオンのイリー・プロハースカだと思います。

 

そしてプロハースカが勢いにのってチャンピオンになる可能性は非常に高いと思います。その日まで待ちましょう。

 

さらに先日引退宣言をしていた、注目の新星カムザット・チマエフも試合をします。

 

相手はウェルター級ランキング11位のリー・ジンリャンです。

 

リーは個人的に強いと思っているファイターで、今回の試合でチマエフが圧倒的に勝つと、ウェルター級チャンピオン、カマル・ウスマンの一強体制を崩す希望が見えると思います。

 

リーに負けるようだと、少しチマエフに幻想を抱き過ぎていたかなと思うでしょう。

 

ショーン・オマリーには幻想を抱いていました。

 

このようにUFC267は注目試合が目白押しで、楽しみです。

 

終わります。

UFC FightNight コスタVSヴェットーリ 試合前予想

こんにちは。

 

今回は日本時間10月24日に行われるUFCFightNightについて語りたいと思います。

 

今回注目している試合はメインイベントのミドル級マッチ、パウロ・コスタVSマーヴィン・ヴェットーリです。

 

ミドル級ランキング2位と5位の戦いになります。

 

両者前戦で、チャンピオンのイスラエル・アデサニヤに敗戦しており、両者復帰戦となります。

 

コスタはアデサニヤにMMA初の敗戦を喫し、ヴェットーリはアデサニヤに二度も敗戦しており、アデサニヤという高い壁を越えられていません。

 

先日、ランキング3位のジャレッド・キャノニアが9位のケルヴィン・ガステラムに勝利し、ミドル級において存在感を強めました。

 

そのため今回の試合で、コスタもヴェットーリもタイトルマッチに向けて、キャノニアに負けないぐらいのインパクトを残す必要があります。

 

コスタは打撃が得意で、一発の破壊力でKOを量産するファイターです。

 

対するヴェットーリはレスリングが得意で判定勝利が多いファイターです。

 

そんな両者の予想される試合展開は以下の通りです。

  • コスタの1RKO勝ち
  • コスタの3RTKO勝ち
  • ヴェットーリ判定勝ち

 

この中でもコスタが1RでKO勝ちする可能性が高いと思います。

 

コスタが開始直後からえげつないプレッシャーをかけ、ヴェットーリの組みの展開に付き合わず、パンチのコンビネーションでKO勝ちすると予想します。

 

コスタはこれまでの試合も早いラウンドで仕留めており、今回も同じような展開で仕留めるでしょう。

 

ヴェットーリにとってコスタは、これまで戦ってきたファイターとは少しレベルが違うと思います。

 

1Rはコスタの猛攻を防ぐことができても、徐々に打撃のダメージが蓄積し、3RあたりにTKO負けしてしまうかもしれません。

 

ヴェットーリが危ない場面になった時に、組み付いてテイクダウンを狙ってくるかもしれませんが、序盤だけはヴェットーリのテイクダウンをコスタは防ぐことができると思います。

 

オーソドックスのコスタに対してヴェットーリはサウスポーです。

 

コスタはミドルキックやハイキックを多用するため、ヴェットーリに蹴り足を捕まれてテイクダウンを取られる可能性が高そうですが、序盤であればそれなりに対応できると思います。

 

逆に言うと、コスタが序盤にヴェットーリを仕留めることができなければ、コスタは徐々に勝つ可能性が低くなっていくと考えます。

 

前述したように、ヴェットーリはレスリングが得意で、私の予想を上回る能力があり、序盤からテイクダウンを奪う展開が続けば、試合は判定までもつれ、ヴェットーリが試合をコントロールし勝利すると思います。

 

またヴェットーリの打撃能力も私の予想を超えることがあれば、コスタのプレッシャーに対応し、コスタを圧倒する展開も考えられます。

 

体力に関してもコスタよりヴェットーリの方が優れていると思います。

 

コスタの序盤の猛攻をヴェットーリが防ぐことができれば、ヴェットーリに勝機アリです。

 

今回の試合でどちらかが大きなインパクトを残せば、タイトルマッチの挑戦権を得ることができるでしょう。

 

噂によればUFC271でミドル級タイトルマッチとして、アデサニヤVSロバート・ウィテカーが予定されています。

 

個人的な希望としてはウィテカーに勝利してもらった方が、今後のミドル級が面白くなるのでウィテカー勝利を期待したいですが、アデサニヤを倒せる可能性は高くはなさそうです。

 

とにかくコスタとヴェットーリの両者には、アデサニヤをビビらせるぐらいのファイトを期待します。

 

終わります。

堀口恭司のBellator移籍

こんにちは。

 

今回は堀口恭司RizinからBellatorに主戦場を移したことについて語りたいと思います。

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、入出国が困難になり、海外に居住している堀口は日本で試合をすることが難しい状態にありました。

 

その中で、先日Bellatorに移籍するという情報が入りました。

 

Rizinバンダム級チャンピオンのベルトは保持しながらもBellatorに参戦するようです。

 

日本でトップファイターでありながら、世界的にもトップファイターの一人である堀口にはぜひ海外で試合をしてほしい気持ちが個人的にありました。

 

今回のBellator移籍は、その私の希望通りの形になりました。

 

もともと怪我から復帰した後はBellatorのベルトも取り返すと発言していたため、Bellatorバンダム級タイトルマッチに挑戦することは分かっていましたが、まさか主戦場をBellatorに移すとは思いませんでした。

 

現在のBellatorバンダム級チャンピオンは、UFC元ライト級チャンピオンのアンソニー・ペティスの弟で、UFCでも活躍したセルジオ・ペティスです。

 

先日チャンピオンになり、未だ防衛戦はしていません。

 

チャンピオンになった際に堀口の名前も出しており、セルジオ自身も堀口との対戦を希望しているようです。

 

また堀口が所属するジムのATTのコーチがSNSで、堀口の誕生日を祝うと同時に12月に大きなことをやる、とほのめかしておりました。

 

おそらくBellatorバンダム級タイトルマッチとして12月に、セルジオVS堀口が行われるでしょう。

 

少し話が脱線しますが、ペティスVS堀口は日本で行ってほしかったです。なぜなら、私の推しファイターであり、セルジオの兄アンソニーが来日し、この目でアンソニーを見れると思ったからです。

 

ベン・ヘンダーソンを相手に出したあのショータイムキックは魂が熱くなるシーンの一つです。

 

本題に戻ります。

 

セルジオは強いですが、堀口が勝つ可能性は高いと思います。

 

もし、堀口が勝利すれば、誰も予想できなかった復帰スピードで二団体のチャンピオンに返り咲きます。

 

そうなった場合、私はぜひUFCにいってほしいです。

 

そして、日本人初のUFCチャンピオンになってほしいです。

 

しかし、さすがにそんな簡単には進んではくれないと思います。

 

おそらく、Bellatorでいくつか試合をすることになると思います。

 

Bellator元バンダム級チャンピオンのフアン・アーチュレッタは、かなり前から堀口との対戦を熱望しており、UFC元バンダム級チャンピオンのピョートル・ヤンに唯一黒星をつけたマゴメド・マゴメドフとの対戦も非常に興味があります。

 

また、一応Rizinにも参戦するということなので、現在行われているりRizinバンダム級GPの優勝者とも試合をしなければいけないかもしれません。

 

朝倉海とは二度対戦したので、私は井上直樹との対戦が見たいです。

 

このようにRizinでもBellatorでもやらないといけないことがあり、UFC参戦はもう少し先になりそうです。

 

とにかく海外を主戦場に戦うということは、個人的にとてもワクワクすることで、今後の堀口の動向が見逃せません。

 

また新しい情報が入り次第語りたいと思います。

 

終わります。