堀口恭司の今後
こんにちは。
今回は先日のRizin26にてRizinバンダム級チャンピオンになった堀口恭司の今後について語りたいと思います。
堀口は修斗で実績を重ね、2013年からUFCに参戦しました。そして日本人最高位のフライ級ランキング3位まで登り詰め、負けてしまいますがタイトルマッチも行いました。
その後Rizinに参戦し2018年の大晦日に当時Bellatorのバンダム級チャンピオンだったダリオン・コールドウェルに勝利し、初代Rizinバンダム級チャンピオンに輝きます。
そして2019年にはBellatorバンダム級タイトルマッチとしてコールドウェルと再戦し、勝利しました。
Bellatorバンダム級チャンピオンになり、メジャー2団体の同時王者となる快挙を成し遂げした。
しかし、その年の8月に朝倉海とスーパーファイトで対戦し、1RでKO負けしてしまいます。
その後右ひざの怪我をし手術を行い、長期離脱してしまうことから、RizinとBellatorのベルトを返上します。
約1年4か月の休養期間を経て、2020年の大晦日にRizinバンダム級タイトルマッチとして朝倉と再戦し勝利し、王者に返り咲きます。
ここまでの経歴を見るだけで只者ではないことが分かります。堀口の強さは完全に世界レベルであり、世界中の格闘技ファンが堀口の動向に注目しています。
そこで堀口の今後について私個人としての希望と予想を語っていきたいと思います。
まず私個人の希望であり予想されることは、Bellatorバンダム級のベルトを取り返すことです。
堀口も次はBellatorのベルトを取りに行くと発言しているためおそらく実現すると思います。
現在のBellatorバンダム級チャンピオンはフアン・アーチュレッタです。
アーチュレッタはBellatorでの敗戦が1回しかありません。しかもその相手は、Bellatorの2階級王者のパトリシオ・フレイレで、判定負けです。
堀口がBellatorのベルトを狙っていますが、同様にアーチュレッタもRizinのベルトを狙っています。またアーチュレッタは以前から堀口との対戦を熱望していました。
2019年に堀口がBellatorのバンダム級タイトルマッチを行った大会にアーチュレッタも出場していて、アーチュレッタは勝利後、ゲージの上に登りカメラに向かって、
「ホリグチ! ホリグチ!」
と連呼するなど、堀口との対戦をアピールしていました。
アーチュレッタは何でもできてクレバーな選手なので、コールドウェルと戦った時より苦戦すると思います。
だからこそ勝った時は、世界における堀口の存在は今以上に大きくなると思います。
そしてBellatorのベルトを取り返したあとは再びUFCに挑戦してほしいです。これは私の希望です。
堀口がUFCに出場していた時は現在のバンダム級より1つ下のフライ級で戦っていました。
そのため今後UFCに出場するならどちらの階級で試合をするか分かりませんが、どちらの階級でもチャンピオンになる可能性があると思います。
堀口がUFCに出場していた時のフライ級チャンピオンは、デメトリアス・ジョンソン(以下DJ)という絶対王者がいました。DJは、体重差を考えずに全階級でランキング付けをするパウンドフォーパウンドで1位をとるような選手でした。
現在のUFCのフライ級チャンピオンのデイブソン・フィゲレードとバンダム級チャンピオンのピョートル・ヤンはDJほど高い壁ではないと思います。
そのため今のチャンピオンが変わらないのであれば堀口でも勝てる希望が見えます。
もしUFCのベルトまで取ってしまうと、堀口は日本人初のUFC王者であり、アジア人男子初のUFC王者であり、メジャー3団体の王者となり伝説になってしまいます。
ここまでは私個人の希望であり、実際はそこまで簡単にはいかないと思います。それでも希望はあります。それが堀口です。
Bellatorのタイトルマッチを行うのはおそらく今年中です。そのため、私の希望通りに物事が進めば早くて来年にはUFCで堀口が見れるかもしれません。来年で堀口は32歳であり、もし2,3年遅れてもまだまだ油はのっていると思います。
さらに私の希望を言うと、DJと再戦してほしいです。
私の中のチャンピオンはやっぱりDJです。DJは堀口より強いファイターだと思います。そのためDJに勝ってからこそ本当の世界王者だと思います。
ここまでは私のポジティブすぎる希望を語ってきましたが、少しだけ懸念点を語りたいと思います。
それは怪我の再発です。
1度怪我をしてしまうと、もう1度怪我をしてしまう可能性があります。先日のRizin26でも怪我をした右足で躊躇なくカーフキックを繰り出していました。組みや寝技の展開でも膝を使うことは多いと思うので心配です。
また無意識に右ひざをかばい、違うところを痛めてしまう可能性もあります。
前回のような長期離脱するような怪我がないことを祈ります。
今後堀口が私の希望通りのキャリアを積んでいくのか、それとも私の希望は絶望に変わってしまうのか、楽しみです。
終わります。