UFC257 試合展開予想
こんにちは。
今回は日本時間1月24日に行われるUFC257について語りたいと思います。下の記事の続きです。
いよいよUFC257が明日に迫ってきたので、今回は試合展開の予想をしていきたいと思います。
UFC257で注目している試合は2つあり、1つ目はメインイベントのライト級マッチ、ダスティン・ポイエーVSコナー・マクレガー、2つ目もライト級マッチ、ダン・フッカーVSマイケル・チャンドラーです。
ポイエーVSマクレガーの試合展開は、マクレガーが1,2RでKO勝ち、ポイエーの4RにKOかサブミッションによる勝利か判定勝ちのどれかであると予想します。
何といってもマクレガーはスーパースターです。マクレガーが人気を集めている理由は言動だけでなく、試合内容もド派手だからです。
そんなマクレガーなら1RでKO勝ちしてしまいそうな気がします。また予想というより私の個人的な希望です。
判定で勝負が決まるマクレガーの試合なんか見たくありません。
試合開始直後からマクレガーがプレッシャーをかけつづける展開になると思います。その中でポイエーが自分の戦いができるかがポイントだと思います。
マクレガーが1RでKOすると断言できないのは、ポイエーはそんな簡単な相手ではないからです。
ポイエーとマクレガーは2014年のUFC178で一度対戦していて、その時はマクレガーが1Rで勝利していますが、その時のポイエーと現在のポイエーは比べ物にならないほど強くなっています。
実際にマクレガーに負けてからは2回しか負けていません。
もちろんマクレガーも強くなっていますが、マクレガーにとってポイエーは危険な相手だと思います。
そのため、マクレガーの攻撃を防ぎ続け後半のラウンドで盛り返し、パウンドによるKO勝ちかテイクダウンからのサブミッションでポイエーが勝利することも考えられます。
マクレガーは、序盤以降疲れて押される傾向があるため、序盤のマクレガーの猛威を耐えることができればポイエーに勝機ありだと思います。
それでもやはりマクレガーが圧勝しそうです。
試合前の段階ではマクレガーが有利だと思います。
なぜならマクレガーは何をしてくるか分からないからです。今回の試合が約一年振りで、前回の試合も40秒しか戦っていません。しかも前回の試合は組み付いたときの肩による打撃で対戦相手のドナルド・セラーニの鼻の骨を折りました。
まさか肩による打撃で鼻を折ってしまうとは思いませんでした。そのように今回も何をしてくるか分かりません。そのような気持ちを持っているのは私だけでなくポイエー側も持っていると思います。
マクレガーの情報が少ないということは、かなりポイエーにとって不安材料だと言えます。
反対にポイエーはコンスタントに試合をしているため、マクレガーは対策しやすいと思います。
しかし、先日の会見や、昨日の公開計量のマクレガーは今までのマクレガーではありませんでした。
ポイエーが、自身のプロデュースしている商品をマクレガーに手渡すと、なんとマクレガーはそれを受け取りポイエーと肩を組みます。
今までのマクレガーならそれを受け取っても「Get the f*ck out of here!!」とかなんとか言って確実に投げつけていました。
最近は2人の子供ができ、完全にパパになってしまったようです。マクレガーはザ・ノートリアスというニックネームがあり悪名高いという意味ですが、もうそんなマクレガーはいません。
試合と同じくらい計量の乱闘は期待していましたが、パパマクレガーが垣間見れただけだったので、試合だけはエキサイティングなファイトを期待します。
次はセミメインのフッカーVSチャンドラーです。
この試合は元Bellatorライト級チャンピオンのチャンドラーがどこまで通用するのかが見るポイントだと思います。
元UFCライト級チャンピオンのベン・ヘンダーソンに二度、同じく元ライト級チャンピオンのエディ・アルバレスに勝利するなど、実績はUFCでもトップクラスです。
そのチャンドラーがUFCで最も選手層が厚いライト級でどこまで登り詰めることができるのか楽しみです。
そのチャンドラーの、UFC初戦の相手はライト級ランキング6位のフッカーです。
2020年に行われたFightNightではポイエーと互角の戦いをするなど、トップファイターの一人です。
その二人の試合展開は打ち合いになると予想します。
その中でもキックボクシングの上手なフッカーが打撃をヒットさせ、チャンダラーの戦いをさせないと思います。
フッカーはローキックを多用したり、ヒザによる打撃がいくつかヒットすると予想します。
チャンドラーはレスリングが得意なのでテイクダウンを仕掛ける場面があるとおもいますが、フッカーのテイクダウンディフェンスはめちゃくちゃ強いので1,2Rは倒れないと思います。
そして重要なポイントはこの試合が5分3Rであるということです。もし5分5Rならば後半にチャンドラーが巻き返すことも考えられますが、3Rではテイクダウンを取れるのも3Rしかないと思います。
そのため、1,2Rをフッカーがとり、3Rはチャンドラーがとり判定でフッカーが勝つ可能性が高いと思います。
しかし、チャンドラーの一発は破壊力があるため1RでKOする場合もあります。また、チャンドラーはUFCウェルター級チャンピオンで脅威のレスリング力を誇るカマル・ウスマンと同じジムに所属していて一緒に練習していると思うので、フッカーのテイクダウンディフェンスを上回るテイクダウンの力を持っているかもしれません。
メインイベントだけでなく、セミメインの試合も楽しみな大会は久しぶりで、ワクワクしています。
さらにUFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフがUFC257のメインとセミメインの試合を見て復帰するかしないか判断すると発言しています。
したがってUFC257は今後のライト級において非常に重要な大会になります。
過去の試合を見返しながらUFC257を待ちたいと思います。
終わります。