素人が格闘技を語りたい

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UFC FightNight ホロウェイVSケーター 感想戦

こんにちは。

 

今回は日本時間1月17日に行われたUFC FightNightについて語りたいと思います。

 

kimurarock.hatenadiary.jp

 上の記事で予想などを語っています。

 

今回注目していた試合は2つありました。1つ目はミドル級マッチ、ホアキン・バックリーVSアレッシオ・ディ・キリコ、2つ目は今回のメインイベントのフェザー級マッチ、マックス・ホロウェイVSカルヴィン・ケーターです。

 

まずはバックリーとキリコの試合を語ります。

 

バックリーは2020年の衝撃的KOから注目を集め勢いに乗っていました。

 

反対にキリコは連敗中でUFCからリリースされそうでした。

 

私は前の記事で、キリコの得意なカウンターで、1RでKOするかもしれないと書いていましたが、だいたい予想通りの試合展開になりました。

 

バックリーが常にプレッシャーをかけ、キリコがサークリングしながら、キックなども使い距離を取る展開が続きます。

 

キリコはいつものようにカウンターを狙っているようでした。

 

そしてバックリーが少し前にきたところにキリコがハイキックをヒットさせバックリーはダウンします。

 

パウンドで打撃を与え、レフェリーが試合を止め、キリコが勝利しました。

 

きれいなカウンターではありませんでしたが、やはりバックリーが出てくるところをキリコは狙っていたと思います。

 

後がなかったキリコでしたが、注目を集めていたバックリーを1RでKOし、試合後は涙を浮かべる様子も見られました。

 

なんとかUFCからのリリースは逃れるのではないでしょうか。

 

反対にバックリーは勢いに乗ることができず、今後は苦労しそうです。それでも彼のファイトスタイルや試合後のふるまいなどが私は好きなので今後もUFCで見たいファイターです。

 

 次はホロウェイVSケーターです。

 

私の試合前の予想は早い段階でホロウェイがKOと思っていましたが、ケーターが想像以上に打たれ強かったです。

 

1Rが始まるとケーターがローキックを多用します。ホロウェイはローキックが苦手な傾向があり、防衛線に敗れた時も足を効かされていました。

 

2Rから試合がホロウェイに傾き始めます。

 

1Rからホロウェイが打撃で圧倒していて2Rはさらにホロウェイの打撃がヒットし、久しぶりに入った観客からホロウェイコールが起こります。

 

またコロナが広がってそうです笑。

 

ホロウェイが2,3回肘による打撃をヒットさせ、ケーターの額が切れてしまい、ケーターは血だらけになります。

 

その後ホロウェイのハイキックがヒットし、ケーターは効いてしまいますがここで時間がきて2R終了です。

 

もう少し時間があればKOできて、私の予想も当たっていましたが残念です。

 

3Rはケーターの打撃も当たり始めます。しかし、それ以上にホロウェイの打撃が当たります。

 

パンチ、エルボー、キック、バックスピニングキック、関節蹴りなど、多様で華のある攻撃を繰り出し、ファイターでありエンターテイナーであることを忘れないホロウェイ、好きです。

 

4Rも再びホロウェイが肘による打撃を浴びせてケーターはダウン寸前になります。

 

ふらつくケーターをレフェリーは止めようとしますが、ケーターがパンチを打ち返すためレフェリーも止める決断ができません。

 

5Rも壮絶な打ち合いが続きます。

 

終盤ホロウェイは解説席やケーターと喋りながら打ち合います。

 

「俺がUFCで一番のボクサーだ!!」

 

と試合中に叫んでいました。確かにホロウェイのMMAでのボクシング技術はかなり高いと思います。

 

そして5分5R終了し、判定でホロウェイが勝利しました。ホロウェイの完勝だったと思います。

 

この試合でやっぱりホロウェイは強いなと感じ、ケーターの打たれ強さを知りました。

 

ホロウェイの評価や人気はさらに上昇し、同時にケーターの評価や人気も上昇したと思います。

 

そして先程UFC260フェザー級タイトルマッチ、アレクサンダー・ヴォルカノフスキVSブライアン・オルテガが行われるという情報がありました。

 

ホロウェイはおそらくこの試合の勝者と戦うことになると思います。

 

ケーターは反対に負けた相手と戦うか、フェザー級ランキング5位の”コリアンゾンビ”ことジョン・チャンソンと戦うかもしれません。。今回の試合を見ると、ケーターはランキング下位の選手と戦う必要はないと思います。

 

今回の大会は2021年のUFCの最初の大会でした。久しぶりに観客が入り、レベルの高い戦いが見れて最高でした。2021年もUFCは面白くなりそうです。

 

また今回の大会の途中でUFCの社長のデイナ・ホワイトから、先日引退宣言をしたライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフについて発表がありました。

 

発表内容は、今度行われるUFC257のメイン、セミメイン2つのライト級マッチの試合を見て復帰するか決めるという少し曖昧な発表でした。

 

復帰するのか、しないのかはっきりしてほしいです。

 

おそらく復帰します笑。格闘家の引退宣言は信じない方がいいです。

 

終わります。